サンディスク:リバーシブルのタイプC USBメモリーを7月発売

2015年06月17日

サンディスクが7月から発売するデュアルUSBドライブType−C=同社提供
サンディスクが7月から発売するデュアルUSBドライブType−C=同社提供
サンディスクが発売するデュアルUSBドライブType−C=東京都千代田区で2015年6月17日撮影
サンディスクが発売するデュアルUSBドライブType−C=東京都千代田区で2015年6月17日撮影

 半導体メモリー製品を製造・販売するサンディスク(東京都港区)は17日、USBメモリーの新製品「デュアルUSBドライブType−C」を7月から販売すると発表した。Type(タイプ)−CはUSBの新しい規格で、従来型より薄く、コネクターの挿入方向に上下の区別がないリバーシブル仕様で、差し間違えることがない特徴を備えている。タイプCを採用した同社初のUSBメモリー製品で、保存容量32ギガバイト。価格は1万円前後(税抜き)の見込み。

 製品名に「デュアル」とあるとおり、コネクターにはタイプCと、広く普及しているタイプA型の二つを搭載しており、どちらから差してもメモリーとして使える。旋回してAとCとコネクターのどちらか一方を覆うことができるプラスチック製カバー付き。

 USBタイプCを採用した製品には、アップルが今年発売したノート型パソコン「マックブック」がある。また、グーグルは次期モバイルOS(基本ソフト)の「アンドロイドM」でタイプCを採用する。サンディスクが紹介した市場予測によると、タイプC搭載のスマホの売り上げは全世界で今年は8%弱だが、2019年に半数を超えて約57%まで普及するという。【デジタル編集部】

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