米FOMC:識者はこうみる
[17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は17日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、米経済は厳冬の影響から緩やかに持ち直しており、年内利上げに耐えるほど力強い公算が大きいとの認識を示した。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●9月利上げの公算、年内2回の可能性も
<MVファイナンシャルの投資戦略・リサーチ主任、カトリーナ・ラム氏>
米連邦準備理事会(FRB)が今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で行動しないという、予想通りの内容となった。今回のFOMCからは、6月に利上げしない、年内に利上げを実施する、利上げペースは緩やかになるという、明確な手掛かりを得た。
現時点で不透明なパズルのピースは、第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率だろう。ただ、第2・四半期GDPがさえない内容となれば驚きと言える。
利上げ開始は9月になる公算が極めて大きく、年末までに2回目の利上げが実施されると考える。
●労働市場引き締まりに言及、年内利上げは確実 続く...
米FOMC:識者はこうみる
米FRBはFOMC声明で、米経済が緩やかに持ち直しており、年内利上げに耐えるほど力強い公算が大きいとの認識を示した。
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