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入れ墨・タトゥー入浴お断り 観光庁が調査へ
6月18日 6時01分

入れ墨・タトゥー入浴お断り 観光庁が調査へ
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日本を訪れる外国人旅行者が急増するなか、温泉などの施設で「入れ墨・タトゥー」を入れた旅行者が入浴を断られ、戸惑いの声が上がっていることから、観光庁は、全国の宿泊施設を対象にトラブルの有無などのアンケート調査を行って今後の対応を検討することになりました。
日本の入浴施設では「入れ墨・タトゥー」を入れた人の入浴を断っているところが多く、おととしにはニュージーランドの先住民族の女性が北海道の温泉施設で入れ墨を理由に入浴を拒否されるなど、外国人旅行者が入浴を断られるケースもあり、戸惑いの声が上がっています。
このため観光庁は、全国の旅館やホテル合わせておよそ3700か所の宿泊施設を対象に今月からアンケート形式で調査を行い、今後の対応を検討することになりました。
調査では、どのような理由や方法で入浴を断っているか、外国人旅行者とトラブルがあったかなどを尋ねます。
観光庁の久保成人長官は、「外国人旅行者はファッションや民族的習慣で、入れ墨・タトゥーを入れている人がいる。温泉は外国人旅行者が日本人の暮らしや文化を知るうえで重要な観光資源なので、実態を把握し対応を検討したい」と述べました。

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