疋田多揚、牧内昇平
2015年6月13日01時57分
衆院厚生労働委員会は12日、労働者派遣法改正案の審議を打ち切った。この日も与党と維新の党は出席したが、民主党と共産党は欠席した。派遣労働者から不安の声も上がる改正案は、来週にも委員会で採決される見通しだ。
厚労委に出席した安倍晋三首相は、改正案によって「正社員を希望する方に道が開かれるようにする」と説明。午後の審議で渡辺博道委員長(自民)が「民主、共産の議員の出席が得られません。やむを得ず議事を進めます」と発言。そばで控えていた民主議員が委員長席に詰め寄る中で審議終了が決まった。
民主と共産は、年金情報の流出問題を優先し、質疑を求めていた。渡辺氏は午前中、入室を阻止しようとする民主議員とのもみあいで「首を負傷した」としている。紛糾をきっかけに民主と共産は安全保障関連法案を審議する特別委なども欠席した。結局、15日に与野党の国対委員長会談で、与党側が審議の経緯を説明することになった。与党側は17日に再び厚労委で質疑し、19日にも採決したい考えだ。
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