【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコは9日、鉄鋼専門の米調査会社、ワールド・スチール・ダイナミクス(WSD)から「世界で最も競争力のある鉄鋼メーカー」に6年連続で選ばれたと発表した。
WSDは毎年1~2回、世界の大手鉄鋼メーカーを対象に生産規模や収益性、技術革新、価格決定力、コスト削減、財務の健全性などを評価し、競争力ランキングを発表している。2010年と13年には評価が2回行われ、ポスコは回数では8回連続でトップに立った。
36社を対象とした今年の評価で、ポスコは23の評価項目のうち技術革新や人的資源など4項目で最高点を獲得、総合7.91点(10点満点)となった。
同社によると、高付加価値製品の販売を拡大し、技術に根差したソリューションマーケティングを展開するなど、鉄鋼メーカーとしての根本的な競争力を強化する努力が高く評価されたという。
2位は米ニューコア(7.55点)、3位は新日鉄住金(7.49点)だった。