2015年6月8日12時39分
東京・歌舞伎町のキャバクラで、実際は別料金がかかるのに「何を頼んでも3千円」とうその説明をしたとして、警視庁はキャバクラ「LUMINE」の元ホステス、小島望美容疑者(22)を都ぼったくり防止条例違反(不当な勧誘の禁止)の疑いで逮捕し、8日発表した。
警視庁がぼったくりの疑いでホステスを逮捕するのは初めて。保安課によると、小島容疑者はホステスとして働いていた3月11日夜、店内で20代の男性客に「何を頼んでも3千円だよ。時間も無制限で大丈夫だよ」などと虚偽の説明をした疑いがある。男性客は1時間超の飲食を終えると24万円を請求され、全額支払った。その後、警察に届けた。この事件をめぐり、保安課は先月末、従業員の男2人を同容疑で逮捕している。
LUMINEに対しては2月末~5月中旬、ぼったくりをめぐる相談や通報が239件寄せられているという。
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