「居合い千本斬り」や「6ミリBB弾居合い斬り」などのギネス世界記録を持ち、現代の剣豪として知られる町井勲氏が新たな対決にチャレンジした。
その対戦相手は安川電機の産業用ロボット「MOTOMAN-MH24」だ。最新技術で町井氏の居合いを解析し、忠実に再現したロボットと人間の対決。果たして軍配はどちらに上がるのか。
個々の試技では平成の侍に一日の長あり
「四方斬り」「袈裟斬り」「水平斬り」など、居合い術の伝統的な試技で互いに技を競う町井氏と「MOTOMAN-MH24」。
YouTube/【安川電機】e-メカサイト
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それぞれの試技では町井氏の速度や正確性がロボットを上回っているように見える。両者の対決をハイスピードカメラがとらえた映像も必見だ。
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やはり持久力勝負はロボットに分がある
しかし持久力が試される「居合い千本斬り」になると、終盤まで競った展開になったものの、終了間際に疲れを知らないロボットが強さを発揮する。
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この試技で36分4秒のギネス世界記録を持つ町井氏だが、ロボットの強烈な追い上げに遭った。
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今回の対決には海外からも多くの反応が寄せられており、いかにも日本らしい技術といった反応だ。
最新の技術と伝統。一見すると相反しているように見える両者をつなぎ、”ものづくりスピリット”を示した安川電機に世界も驚いた。