美容室で、予想以上に短くカットされてしまったり、イメージチェンジで髪を短くしてみたものの、やっばりロングヘアに戻りたくなったり……そんな時、「早く髪を伸ばしたい!」と思いますよね。
早く髪を伸ばしたいのであれば、やってはいけない行動があります。その中で今回、最も大事なことをヘアデザイナーの岡元コースケさんに伺ったところ、“枝毛を作らないこと”なのだそう。つまり、ダメージを与えないことが大切なんです。
そこで、意外と知らない!? 枝毛をつくってしまうNG行動4つをご紹介します。
■1:一度にカラーリング&パーマをする
時間がないからといって、カラーリングとパーマ、2つのメニューを同日にされる方がいらっしゃいますが、これは髪にかなりのダメージを与えてしまいます。例えるならば、1日にフルマラソンを2回走り切るようなもの。
髪へのダメージを少なく、カラーリングとパーマ両方を行いたいのであれば、カラーは根元の伸びた部分のみにした上でパーマを行い、しばらく時間を空けてからカラーリングをすることをオススメします。
■2:髪が濡れている状態の“摩擦”
お風呂上がりなど髪の毛が塗れていると、キューティクルは開いている状態にあり、この時が一番刺激を受けやすいのです。この濡れた状態の時に髪の毛をきつく縛ったり、ソファーにもたれかかったりして摩擦を与えてしまうと、枝毛の原因に繋がります。
タオルドライをする時も、ゴシゴシするのではなく、あまり摩擦を与えないように心がけてみてください。
■3:全くカットしないのはNG!
伸ばしたいと思うあまり、カットをしない方もいますが、これは、もし枝毛がある場合には大きな間違い!
毛先に枝毛部分があると、健康な毛に向かって裂けていってしまいます。1cmだった枝毛が、放置していると2~3cmにまでなりうるのです。一度枝毛になってしまったのであれば、健康な毛を保つためにも、定期的に枝毛をカットしていく必要があります。
■4:自分のハサミ(文房具)で切らない!
枝毛を見つけたら今すぐ切りたくなってしまいがちですが、市販の工作用のハサミで切ることは、絶対にやめてください。美容師が使っている専門ハサミと文具ハサミでは、切り口が全く違うので、枝毛の原因になってしまいます。必ず美容室で切ってもらうようにしましょう。
上記以外にも、過度なダイエットによる栄養の偏りも、髪に大きく影響します。バランスの良い食生活も心がけるようにしましょう。髪への負担要素を減らすことから始めてみてくださいね。
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【取材協力】
※ 岡元コースケ・・・人気ヘアデザイナー。美容業界誌から『Ray』『CanCam』など、赤文字系雑誌まで幅広く活躍。その卓越した技術で、美容師向けのセミナー、ワークショップなど業界での評価も高く、海外でヘアショーを行うなど勢力的な活動を行う。某有名美容室の店長を経て、2015年2月に独立。予約は、自身のブログ『Beauty Gift』で受付中。