2015.05.29 Fri posted at 16:41 JST
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ニューヨーク(CNNMoney) 米ワシントンのレストランで、93ドル(約1万1500円)の食事をした常連客が2000ドル(約25万円)ものチップを払って話題になっている。
「(レシートを)見て、眼鏡をかけ直した。ゼロがいくつも並んでいたから」と、レストラン「ブルー44」の経営者、クリストファー・ナーデリさんは言う。
ナーデリさんとシェフのジェームズ・ターナーさんは電子メールでこの常連客と折に触れて連絡を取っていた。「ガンボスープを出すときにはいつもシェフが知らせている。(得意客の)大好物なんだ」とナーデリさんは言う。
必ずガンボスープを出せるようにと、ターナーさんはこの客に次の来店予定を尋ねた。すると25日夜という返事が返ってきた。
常連客は約束通り、連れ1人とともに来店。ナーデリさんによれば客はガンボスープに「大喜び」で、2人とも注文した。食事が終わるとテイクアウト用も注文。「とても喜んでもらえたのは間違いない」とナーデリさんは言う。
レシートには感謝の言葉とともにチップの分配について指示が書かれていた。ターナーさんには1000ドル、ナーデリさんとバーテンダーには500ドルずつ、と。
ガンボスープは通常のメニューには載っておらず、これまで店は「本日のスープ」として提供してきた。だがこの1件のおかげで注目を集めることに。「シェフはガンボスープをたっぷり用意するのに一生懸命だ。こういうことが起こると、味を試したいというお客さんがたくさん来るはずだから」とナーデリさんは言う。
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