【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)は28日、共同で発表した報告書で2014~16年に栄養失調となる北朝鮮住民が1050万人に上ると推計した。
これは北朝鮮住民全体の41.6%に当たる数値で、同報告書が調査対象としたアジアの39カ国中、最も高い割合となった。
栄養失調とされる北朝鮮住民の数は1990~92年が480万人、2000~02年が870万人、05~07年が850万人、10~12年が1030万人と増加傾向にある。