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米大統領 日本は牛肉など高い TPP妥結を5月9日 10時30分
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、アメリカのオバマ大統領は「日本では牛肉やワインの価格が高い」などと述べ、関税を引き下げて日本の市場にアメリカの農産物などを売り込むためにも交渉を妥結させる必要があると強調しました。
オバマ大統領は8日、西部オレゴン州で演説し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について「歴史上、最も高い水準の進歩的な貿易協定になる」と指摘しました。
そして「日本では牛肉の価格が本当に高い。日本の消費者にもっとオレゴンのステーキを食べてもらおう」と呼びかけました。
さらに「日本ではアメリカのワインに高い関税がかけられているが、TPPの下では引き下げられ、ワイナリーは売り上げを伸ばすことができる」と述べ、アメリカの農産物や製品を日本の市場に売り込むためにも、TPP交渉を妥結させる必要があると強調しました。
また、オバマ大統領は「アメリカが世界経済のルールを作らなければならない。そうしなければ、中国がみずからに有利なルールを作り、アメリカの商品は締め出されてしまう」と訴えました。
TPPを巡っては、アメリカ議会上院の本会議で政府に強力な交渉権限を与える法案の審議が来週にも始まる見通しで、オバマ大統領としては成立に向けて国民の理解を求め、交渉を加速させたい考えです。
そして「日本では牛肉の価格が本当に高い。日本の消費者にもっとオレゴンのステーキを食べてもらおう」と呼びかけました。
さらに「日本ではアメリカのワインに高い関税がかけられているが、TPPの下では引き下げられ、ワイナリーは売り上げを伸ばすことができる」と述べ、アメリカの農産物や製品を日本の市場に売り込むためにも、TPP交渉を妥結させる必要があると強調しました。
また、オバマ大統領は「アメリカが世界経済のルールを作らなければならない。そうしなければ、中国がみずからに有利なルールを作り、アメリカの商品は締め出されてしまう」と訴えました。
TPPを巡っては、アメリカ議会上院の本会議で政府に強力な交渉権限を与える法案の審議が来週にも始まる見通しで、オバマ大統領としては成立に向けて国民の理解を求め、交渉を加速させたい考えです。