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 東北新幹線が停電により、全線で約4時間半不通となった29日のトラブルで、停電の原因とされた福島県郡山市のJR郡山駅付近の架線が、停電の約30分前には既に切れていた可能性があることが30日、分かった。JR東日本によると切れた架線が車体などと接触してショートし、停電した可能性が高いという。

 同社によると、切れていたのは上下本線の線路上にかかっている架線同士をつなぐ架線で、折り返し運転用の線路上にある。上りの線路上の架線との交差部近くで切れていたという。

 今回の停電の約30分前の29日午前11時5分ごろ、同じ区間で約5分間の停電が起きていた。この時刻に現場を通過した東京行きの「やまびこ134号」(10両編成)が緊急停車したが、すぐに通電し、運転を再開。その後の検査でパンタグラフの一つが傾き、変形しているのがわかった。