アイベックス機主翼に傷 滑走路に接触か
4月3日
18時48分
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3日午後、成田空港に到着したアイベックスエアラインズの旅客機の主翼に、長さ20センチほどの傷が見つかり、国土交通省などは、旅客機が風にあおられるなどして主翼が滑走路に接触した可能性があるとみて、詳しく調べています。
国土交通省成田空港事務所などによりますと、広島発、成田行きのアイベックスエアラインズ14便、ボンバルディアCRJ200型機が、3日午後4時前に成田空港に到着したあと、主翼の先端に20センチほどの傷がついているのが点検で見つかりました。
成田空港会社が、この旅客機が着陸したB滑走路を調べたところ、およそ3メートル50センチにわたり、旅客機の青い塗装の跡のようなものが見つかったということです。
旅客機の乗客乗員合わせて38人にけがはありませんでした。成田航空地方気象台によりますと、成田空港では午後4時の時点で、およそ19メートルの最大瞬間風速を観測しました。
アイベックスエアラインズによりますと、この便の機長らが、「着陸時、風が強かった」などと話したということです。
国土交通省などは、旅客機が風にあおられるなどして主翼が滑走路に接触した可能性があるとみて、詳しく調べています。
トラブルを受けて成田空港では、午後4時半ごろからおよそ20分間B滑走路を閉鎖して点検が行われた影響で、20便余りに最大で20分程度の遅れが出ました。
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