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2015-04-03

[]福島原発情報戦

http://mainichi.jp/feature/interview/news/20150331mog00m040008000c.html


私は、彼がやはりフクシマの被害を軽視するために本を書いた疑いを強く持ちます


「実際には震災後の福島県の人口減少は約2・5%。福島県が100人の町だったら、避難を選んで県外に暮らす人は2人か3人です。」


 避難問題は、福島から福島県外に避難したことだけの問題であるのでしょうか。ここで、福島県外へ避難した人数の割合だけを考えて避難問題検討するということは、「それだけが問題である!」という強い意図を感じます


 原発事故から避難、という点で行けば、広い福島県の、原発から離れたどこか別の場所避難する、という選択肢は当然あるわけです。避難指示などが出ている地域は福島県においても僅かです。県外に避難しなければならない理由はどちらかと言えばありません。


【備考】避難指示の地域

http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/kinkyu.html#shiji


 このことから、彼の論には「汚染水問題」と同じ問題存在ます。具体的には、「福島原発汚染水は大量に存在するが、太平洋に放り込めば平均的には無害な水準になる」という意見です。福島の原発の影響で、原発付近自治体のいくつかには避難指示が出ているため、全員避難を強いられていますしかし、避難の規模を「福島県」に拡大すれば、避難民の割合は激減します。そして、人口流出問題矮小化することができるのです。


 次に、避難問題として全国ネットで報じられているのは、避難民の多い地域、つまり福島県内に避難した人の問題として取り扱われていることです。NHKニュースでは、福島県いわき市に避難した人々の窮地を報じ、避難民の問題として表現しています。このような問題最初から除外すれば、「福島避難民の問題など矮小である!」という歪んだ結論を出すことは容易でしょう。問題が起きている地域を除外することができるのですから

【備考】

http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/04/0426.html


「「食べない」という人にとって、問題は科学だけではないのでしょう。」


 その通りだと思います。「基本的政府を信用していない」ケースが私の身近にあります新潟水俣病のように、有機水銀と水俣病は関係ないという結論が出てから被害が出て、「やっぱり関係ありました、てへぺろ」という経験が、そうさせているようです。


 そんな人には、「オープンデータをもとにしました」と言っても鼻先で笑われるでしょう。政治制御した公表情報などそもそも信頼するに値しないと。


福島県産食品 本当の問題は「放射線」より「価格の下落」」


 なぜ価格が下がっているのか、ということをまじめに考えたことがあるのでしょうか。どうやらその結論を書いていません。何か思うところがあるのでしょう。


 反原発からすれば、「価格の下落は原発事故が原因なのだから、もう原発は辞めようよ」という結論になり、他の地域での反原発運動原動力となります。原発事故拡散した放射線は長期にわたりいろいろなもの汚染され、それが払しょくされるまでは一部消費者が買わなくなり、その結果需要が下がって価格が下がる、という理屈を駆使するでしょう。


 ここで仮に、「放射能に対する偏見福島産の農産物需要を下げて、価格が下落している」という結論を書き、「市民の啓発が必要だ」ということまでかけていれば、いっそ清々しいと私は思います。それを回避して結論を書かなかったのだろう、と私は邪推ます


リベラル保守の動きを学べ


 自民党がやっているような嘘つけばいいってことですか?わかりません!


情報源


 リベラルな人のツイッターです。彼は記事を見て怒ってたんです。なので、記事を紹介していたけど、内容に不満ないしは激怒ポイントがあったんでしょう。たぶん。

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