東京オリンピックの演出ですが、世界に通用するエンターテイナーを思い浮かべると残念ながら誰も思いつきません。
人選でいろいろな噂が飛び交いますが、先日これだ!と思ってnewspicksでコメントしたことをもう少し長めで書いてみます。
結論として東京オリンピックはスーパーマリオブラザーズを活かした演出を希望します。
東京オリンピックがマリオ演出なら世界ウケする3つの理由
image byKristen
東京オリンピックは1964年に行われ、任天堂のスーパーマリオブラザーズが生まれたのは1985年。長く愛されているというのがまず強みです。
マリオは2020年の老若男女全てが顧客層
マリオ誕生の1985年当時仮に10歳〜40歳ぐらいが一番ゲームをプレイしていたとして、35年後にあたる2020年はその方たちは45歳〜75歳になります。
35年前マリオで遊んでいた人がお父さんやお母さんであったり、おじいさんおばあさんになっています。そして今も子どもや孫の代でもWiiUや3DSで世界で愛されている。
↓愛されているのを数字が物語っています。世界で2億7千万本(2012年)も売れているのですね、驚きです!マリオシリーズ - Wikipedia
3月12日発売のマリオパーティー10も売れそうですね♪
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スーパーマリオはスポーツ競技に相性が良く、オリンピック終了後も楽しめる仕掛けができる
二番目の理由として任天堂が発売しているMARIO SPORTS MIXですでにマリオとスポーツがつながることは世界的に認知されています。
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もしもマリオがオリンピックのキャラクターとして使われた場合、今までのオリンピックとこれからのオリンピックに圧倒的に差別化できるのは、後からもう一度プレイできる仕掛けが作れること。
映像美としてオリンピック開会式を振り返ることはあっても、もう一度楽しめるワクワクできるオリンピックは過去に例がありません。2020年頃だとARやVR技術も進歩していて、オリンピック終了後も開会式の映像コンテンツで遊べて、世界新記録がオリンピック終了後も出るなんてこともできそうです。
マリオは日本の成長分野と相性がいい
オリンピックは日本の技術のお披露目の場でもあるわけで、これがスーパーマリオブラザーズのゲーム性に合います。
日本の成長分野って何?ってことになりますが、「ゲーム」「医療技術」(「サポート用ロボット」)ではないでしょうか。
ゲームはマリオでアピールできて、医療技術主にIPS細胞系のアピールは傷ついたシーンで治すような演出があったら、無理やりねじ込みアピールできます。
サポート用ロボットに関してはパラリンピックで、サイバーダイン社と任天堂のコラボで、普段はロボットスーツで健常者以上の生活をしているが、今日はロボットスーツを脱いで競技するみたいな演出です。視聴者に見せる視覚効果などはチームラボやAR三兄弟に任せる方向で。マリオを誰がやるかということに関しては、世界中の有名人もしくはオリンピック世界記録の元選手を招待したらいかがでしょう。ゴールにそれぞれのピーチ姫が待っていたら面白そう。
以上が東京オリンピック2020がマリオで決まりな3つの理由でした。
世界的に通用するようなエンターテイナーはあと5年即席でつくれるものではなく、人がいないなら世界で一番利用された、愛されたコンテンツで勝負すべき。任天堂は世界でウケるコンテンツを長年試行錯誤の上取り組み、成功させてきた企業であります。時代を超えて愛されるキャラクターを使わないわけにはいきませんね。もう当然動いているでしょうが、この記事がひとつの参考になれば幸いです。