グーグル検索結果の新たな指針を開発、コンテンツの正確さをチェック
検索結果に何がどんな順番で出てくるか、それは独自のアルゴリズムによるものですが、各ページの品質を保証できるものではありません。そこで、グーグルの研究チームが新たに開発したのが、ページの内容に基づいて検索結果を出すというもの。
グーグルの検索アルゴリズムは非常に複雑ですが、ページの品質評価については誘導するリンクがどれほど参照されているかを指標にしています。よりたくさんリンクされていれば、検索結果の順番もあがるということ。しかし、新しくグーグルが開発したKnowledge-Based Trustスコアは、リンク数に左右されないんです。
ウェブページにあるコンテンツの情報の正確性を、グーグルのデータベースと比較し、より正確な内容のページがスコアが高くなるという仕組みになっています。比較するグーグルデータベースは、Knowledge Vault(知識の貯蔵庫)と呼ばれ、ネット上で広く「正しい/正確」とされている情報を集め、研究員が認めたものです。
ちなみに、Knowledge-Based Trustスコアはまだ検索アルゴリズムに導入はされていません。が、人々は、さらにグーグルの深い世界へと、気づかぬうちにとりこまれていくことになります。少なくともグーグル検索結果上では、溢れる情報の何が正しく、何が間違っているのか、グーグルが判断することになるのですから。
image: by Ken Wolter/Shutterstock.com
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
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- Gayle Laakmann McDowell,Jackie Bavaro|マイナビ
- Google's PageRank and Beyond: The Science of Search Engine Rankings
- Amy N. Langville,Carl D. D. Meyer|Princeton University Press