太田成美
2015年2月17日11時33分
全国各地の水族館が、夜間に女性向けのイベントを開いている。昼間とは違う幻想的な雰囲気で「大人女子」をひきつける。
大阪市港区の海遊館。閉館後の午後8時半、昼間より照明を暗くした、巨大な水槽が見えるVIPルームに、20~50代の女性25人が集まった。手元にはひれ酒。女性たちは、ジンベエザメやエイが悠々と泳ぐ水槽を眺めながら、満足そうにコップを傾けた。
先月17日に初めて開かれた、大人女子限定をうたうワークショップ「ヒレを極める“ひれナイト”」。飼育員の解説を聞いた後、日本酒のおいしい飲み方の講義も受けて、酒を味わう。参加費は3500円。つまみはマグロの刺し身だ。
神戸市東灘区の会社員、寺口実穂さん(30)は「魚を見ながらお酒が飲めるなんて夢のよう。日常からの解放感がすごい」。エイやサメが好きで、1人でたまに水族館を訪れる。「仕事で嫌なことがあっても、こうして魚はフワフワ泳いでるんやなと思うと、自分がちっぽけに感じられる」
お酒好きの友人2人を誘って訪れた神戸市長田区の会社員原田実樹さん(28)は「普段とは別世界。日常を忘れられます」。青色の景観が落ち着くからと、平日に有給休暇を利用して来ることもある。
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