台湾:旅客機墜落、58人搭乗 離陸直後に高架道路接触

毎日新聞 2015年02月04日 13時09分(最終更新 02月04日 13時39分)

墜落現場の位置
墜落現場の位置
ツイッターより
ツイッターより

 【台北・鈴木玲子】台北の松山空港発台湾の離島・金門島行きの復興(トランスアジア)航空旅客機が4日午前10時55分(日本時間同11時55分)ごろ、離陸直後に近くの高架道路に接触し、基隆河に墜落した。墜落したのはプロペラ機で、乗客乗員58人が搭乗していた模様だ。救出活動が続いているが、10人以上が負傷したとみられる。現地メディアなどが伝えた。

 飛行機は半分以上、水に沈んでおり、胴体部分の一部が水面の上にでている。地元テレビは、警察や消防が救助ボートで接近し、飛行機のドアを開けて次々と乗客を助け出す様子を伝えている。高架道路の上にはぶつかった飛行機の部品とみられる物体が散乱している。

 復興航空は昨年7月、台湾南西部にある澎湖諸島の澎湖本島で着陸に失敗して墜落し、48人が死亡する事故を起こしている。

最新写真特集