サービス品質保証制度(SLA)の提供を開始しました
投稿日:2015/01/13 13:00
ConoHaでは、2015年1月13日よりサービス品質保証制度(以下SLA)の提供を開始しました。詳細は以下のリンクをご覧ください。
本日SLAを提供できたことで、今まで以上に安心してConoHaを選択していただけます。特に、クラウドサービスを導入する際にSLAの提供を条件にしている法人様にとっては、ConoHaが新しい選択肢となるかと思います。
SLAとは
SLAは、クラウドサービスやホスティングサービスでも提供されることが多くなっているので、既にご存じの方も多いかもしれません。
まず、一般的なお話ですが、SLAはService Level Agreementの略です。日本語ではいろいろな訳がありますが「サービス水準合意」「サービス品質保証制度」などと訳されることが多いようです。つまりサービスを提供する事業者が利用者に対し、一定のサービスの品質を保証するということです。SLAはそのための基準などを明示した合意書です。
どの程度品質を保証するかは、事業者やサービスによって異なります。
たとえば、回線を提供する事業者は、稼働率、遅延時間、故障復旧時間などを保証していたり、有償サポートを提供する事業者が初期応答率やサポート提供時刻を保証していたり、アプリケーションを提供する事業者が、そのバージョンアップ期間を保証していたりします。クラウドサービスやホスティングサービスでは、サービスの可用性(Availability)を稼働率と言う形で保証することが多いようです。ConoHaのSLAも稼働率を保証するものです。
ConoHaのSLA
NOTE: 以下では解説のため一部引用していますが、必ずSLA原文もご確認ください。今後SLAが変更され以下の解説に矛盾があった場合でも、SLA原文が優先されます。
ConoHaのSLAは、サーバーの月間稼働率が99.99%以上であることを保証するものです。月間稼働時間は以下の式で算出されます。
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月間稼働率 = (月間総稼働時間 - 累計障害発生時間) ÷ 月間総稼働時間 × 100 ※月間稼働率はお客様がご利用中のサーバー単位での算出となります。 ※月間稼働率は当社が算出します。 ※「月間」とは毎月1日から末日までをいいます。 |
もしConoHaのサーバーにアクセスできなくなった場合、その時間を障害発生時間とカウントします。上記の式に当てはめてみるとわかりますが、障害発生時間が長くなるほど月間稼働率の値が小さくなります。障害発生時間とする基準は、原文にあるとおり「利用中のサーバーに完全にアクセスができなくなった場合」です。
万が一、月間稼働率が99.99%に満たない場合、サーバーの月額利用金額の以下の割合のサービス利用権をお客様に付与いたします。
稼働率 | 月額利用料金に対するサービス利用権付与率 |
---|---|
99.99%未満 99.9%以上 | 10% |
99.9%未満 | 30% |
また、SLAには弊社でコントロール不可能な要因など、適用外となるケースがあります。
- 当社が事前に計画し告知した、もしくは緊急で行ったメンテナンス
- お客様が用意したソフトウェアに起因する場合
- サービス提供者、利用者でない第三者の作為による場合
- 付加機能に関するもの(コントロールパネルなど)
- 障害の発生時刻及び継続した時間をお客様において証明できない場合
- サービスそのものの仕様の場合(プラン変更時のマイグレーション中など)
- 当社がサービス利用規約に反していると判断した場合
- 準備期間内のサービスや無料で提供されているサービス
- 当社が制御不可能な要因(自然災害、暴動、テロ、戦争、政府機関の行為など)
- その他当社がサービスの中断と判断した場合
おわりに
ConoHaではお客様に、より高性能/高機能なクラウド環境を高い品質で提供できるよう、サービスの高品質化に努めています。
これからもより一層のご愛顧を、よろしくお願い申し上げます。
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