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首相 エジプトで外交安保政策のスピーチ1月8日 4時34分
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安倍総理大臣は、来週からの中東歴訪の最初の訪問国となるエジプトで、外交安全保障政策についての政策スピーチを行い、みずからが掲げる積極的平和主義のもと、中東地域の平和と安定に貢献していく考えを表明することにしています。
安倍総理大臣は、第3次安倍内閣発足後の初めての外国訪問として、来週からエジプトやヨルダン、それにイスラエルやパレスチナ暫定自治区を訪問することにしています。
このうち最初の訪問国となるエジプトで、安倍総理大臣は外交安全保障政策についての政策スピーチを行うことにしています。
この中で安倍総理大臣は、みずからが掲げる積極的平和主義のもと、イスラム過激派組織「イスラム国」の勢力拡大などで、不安定な情勢が続く中東地域の平和と安定や、イスラエルとイスラム原理主義組織・ハマスとの戦闘で大きな被害が出たパレスチナ暫定自治区の再建に貢献していく考えを表明することにしています。
また安倍総理大臣は、パレスチナ暫定自治区では日本などの支援で整備が進められている農産物の加工団地などを視察することにしています。
安倍総理大臣としては、戦後70年となることし、「総理大臣談話」を発表することにしていることから、これを前にみずからの積極的平和主義を各国にアピールし、日本の外交安全保障政策に支持を得ようというねらいもあるものとみられます。