インストバンド・SIBERIAN NEWSPAPERがエドワード・ゴーリー絵本を楽曲化

2009/02/12 23:02

SIBERIAN NEWSPAPERが、世界中に熱狂的なファンを持つ絵本作家エドワード・ゴーリーの絵本『敬虔な幼子』を丸ごと楽曲化したライブを3月20日（金・祝）、21日（土）に大阪HEP HALLで行う。

2005年に大阪で結成されたSIBERIAN NEWSPAPERは、グローバルな活動を展開する7人編成のインストゥルメンタルグループ。バイオリンの旋律を主軸に、クラッシック＆フォークギター、コントラバス、ピアノ、パーカッション、ディジュリドゥの音色を複雑に絡み合わせた新しい音楽を生み出している。デビュー翌年には、イギリスのロックフェスティバルに出演し、現地メディアが「世界中の全ての音楽を内包している」と絶賛。そのライブの模様は、イギリス国営放送BBCにより全世界にオンエアされた。

深い寓意性を持つエドワード・ゴーリーの絵本は、「大人のための絵本」として支持されている。中でも『敬虔な幼子』は、神の言葉に過激に沿って生きた純粋な男の子の物語で、わずか4歳と5か月であっけなく昇天するまでを描いた傑作だ。

SIBERIAN NEWSPAPERが、ライブで『敬虔な幼子』の世界をどのように表現するのか、期待が高まる。

（投稿：天沢もとき）