ブクマで共産党の話が出てきたので昨日のインタビューについて書き留めておくことにする。なお読者が退屈しないようにできるだけシンプルにしてキャッチーなものだけを抜粋した。
今回のインタビューについては「選挙で誰に入れればいいのかわからないので意見を聞きたい」というアポを取ったうえで事務所に行って話を聞いた。
なお、これはある事務所の一党員のハナシなので共産党総意ではないだろう。くれぐれもコピペサイトで「共産党に質疑応答した結果草草草草草」なんてタイトルをつけないよう。
Q(自身)「委員長はアベノミクスを止めると言っていますが、ではアベノミクスは何点だと思いますか?」
A(ある共産党員)「0点です」
Q「0点とする理由は何ですか?」
A「トリクルダウンなんておきないからです。実際株価は上がりましたがGDPはマイナスになりました」
Q「共産党はデフレを容認するんですか?」
A「デフレは容認しません」
Q「共産党はどうやってデフレを脱却するつもりですか?」
A「法人税と所得税を上げて、低所得層を手厚くします。不安が払拭されれば消費は増えます」
Q「低所得層を手厚くしたところで結局預金・貯金されるだけで終わらないですか?」
A「年金・医療の不安も払拭すれば消費に回ります」
Q「共産党としてはドル円の為替水準はいくらくらいが適当だと考えてますか?」
A「ビッグマック指数にしたときに世界の平均くらいになるのが適当な水準かと思います」
Q「共産党は消費税は何%が適当だと考えていますか?」
A「ゼロでもいいくらいです。財源は法人税と所得税から捻出すればいいからです」
Q「以前の水準に戻すということですか?」
A「そうです」
Q「パンフレットには消費税10%をやめさせるに留めてますが、もっと踏み込んで5%に戻せ、などのように書いた方がいいのでは?」
A「目的を失わないよう可能な範囲のことを書いています」
Q「消費税を上げたがっているのは自民党ではなく財務省だという意見がありますがこれについてはいかがですか?」
A「実は財務省も経団連にしたがっているだけなんです。なので経団連が本命です」
Q「公明党が10%の際に軽減税率を導入すると言っていますがどう思いますか?」
A「軽減では全然足りません、最低でも食料品は0%が適当です」
Q「それはうなぎやキャビアでも?」
A「全部です。宝石・貴金属は逆に上げてもいいかもしれません」
A「小選挙区ゼロ 比例16」
Q「小選挙区ゼロ?」
A「奇跡的に取れれば……という考えです」
Q「立候補はするんですよね?」
A「沖縄をのぞいて全部の小選挙区に立候補します」
Q「ありがとうございました」
経団連がシナリオを書いている、という話は初めて聞いた気がする。もしこのエントリーに反応があれば他の党も訪問するかもしれない。個人的には維新かミンスだろうか。