ライフハッカー編集部 - こころ,メンタル,健康,生活 08:00 PM
冬の憂鬱を撃退するために有効な3つの方法
今年も冬が訪れようとしています。陰鬱な天気や昼間の時間の短さにより、最大25%の人がある種の季節性の情動障害を経験します。さらに多くの人が冬季には何らかの憂鬱と格闘することになります。
生産性を低下させ、日常から喜びを奪うこのきわめて一般的な季節性の症状への防御策はあるのでしょうか。灰色の空と霧雨に覆われた英国で最も広く勧められている解決法は、パブへちょくちょく出かけることです(冗談はさておき、病状が深刻な場合は精神科で軽い治療や他の対応を受けられます)。けれども、ここで取り上げている季節性の気鬱に対するもっと健康的な回答を求めるのであれば、Freelancers Unionの最近のブログ記事で、非常に優れた提案がまとめられています。この提案は、以下のようなものです。
服装を変える
空が灰色だからといって、あなたも灰色を着る必要はないのです。「まさに今朝のこと、友達のコーラルピンクのTシャツが私の目を引きました。」とLauren Dlugoszさんは書いています。「私がTシャツを褒めると、彼女は『すっきりしない天気を吹き飛ばすような明るい色の服を選んでいるの』と言いました。素晴らしいと思いませんか。季節に合わせた色のみに制限する必要はありません。科学的に、明るい色は気分を良くすることが知られています。非科学的かもしれませんが、私は平凡なベージュのセーターではなく、オレンジ色の水玉模様を見るとわくわくします。
食べ物で元気に
美味しいお手製のごちそうを前にして浮かない顔をする人などいるでしょうか。いませんよね。もしあなたが事業主で、団結力が弱まっていると感じたなら、この事実を利用して、オフィスで持ち寄りパーティを計画すればよいのです。「良い食事をとれること、仲間と楽しめること、それでも生産的でいられることなど、この戦略には複数のメリットがあります」とDlugoszさんは主張しています。
冬を忘れよう(または部屋の模様替え)
これは全ての人に当てはまる解決策ではありません。しかし、人によっては最も単純な解決策が最適かもしれません。冬に憂鬱を感じたら、冬から逃げましょう。たとえば起業家向けの、温暖なところで過ごせる「避寒プログラム」もいくつかあります。日常の生活環境や制約(子供たちの通学)などによって、プログラムに参加することが難しい場合は、単に身の周りにあるものを変えるだけでもいい、とDlugoszさんは指摘しています。
「環境を活性化させてみてはどうでしょうか」と彼女は書いています。「こんな風に考えてみてください。引っ越して以来変わり映えのない壁にむずむずしているなら、手頃な価格のアートを購入して古いものと取り換えたり、あえて季節にそぐわない香りのキャンドルに火を灯したり、ソファ用の新しいクッションを手に入れたり、いつもと違うブランドのコーヒーを購入してみたりするのです。ワイルドにいきましょう!」
あなたはどのようにして冬の憂鬱と闘いますか。
3 Tips to Beat the Winter Blues|Inc.
Jessica Stillman(訳:Conyac)
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