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 自民党の谷垣禎一幹事長や公明党の井上義久幹事長ら自公幹部は19日、東京都内で会談し、12月2日公示、14日投開票の衆院選への対応を協議した。自公で目指す議席数について、公明党の大口善徳国対委員長は会談後、記者団に「270プラスアルファを目指していく」とし、「絶対安定多数」を目標に掲げた。

 自公は現在、衆院で326議席をもつ。絶対安定多数は与党が衆院の全常任委員長を独占し、かつ全常任委で与党委員が過半数を得る議席数。今回から小選挙区が5減るため、絶対安定多数は266議席となる。

 安倍晋三首相は18日の記者会見で自公過半数を目標に掲げたが、自民党幹部は「もう少し目標を高くしないといけない」と語った。