2014年11月19日11時22分
19日午前7時40分ごろ、大分県中津市是則(これのり)で、子どもたちが犬にかまれてけがをした、と通行人の女性から110番通報があった。中津署によると、小学生と幼稚園児の男女計7人(6~10歳)が手足などを犬にかまれ、数日~2週間程度のけがをした。命に別条はないという。
中津署や児童が通う市立如水小学校によると、同校の小学生と近くの市立如水幼稚園の園児計三十数人が集団登校中、中型犬がかみついてきたという。けがをしたのは、小学1~5年の男児6人と如水幼稚園の女児1人で、救急車2台で市内の病院に運ばれた。足をかまれた1人は、自分で歩けない状態だったという。犬が園児の女児を追いかけたため、小学生の男児数人が助けようとしたところ、かみつき始めたという。
犬は現場から逃げたため、署員のほか保健所や市の職員らが捜索。中津市によると、午前9時半ごろ、現場から約2キロ離れた市道で捕まえた。署や保健所によると、犬は雑種の雄で体長約65センチ。赤い首輪をつけており、保健所は飼い犬とみて飼い主を捜している。署は、飼い主について過失傷害の疑いを視野に入れ調べる方針。
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朝日新聞社会部
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