2014年11月19日07時18分
小金井市貫井北町3丁目にある鈴木たばこ店のしば犬「シバちゃん」(雄6歳)が、世界で注目を浴びている。特技の「店番」が動画サイトで紹介されて世界中の人に見られている。このほど、地元の火災予防運動に一役買った。
シバちゃんが店番を始めたのは生後10カ月ごろから。店を訪れた人が呼び鈴を鳴らすと、人間のように後ろ脚で立ち、鼻や前脚を使って器用にガラス窓を開けて出迎える。その様子を外国人の女性が動画サイト「YouTube」に今年8月11日に投稿したところ、今月18日夕現在で約29万9千回再生された。「So cute!!(超カワイイ)」などとコメントが寄せられている。
シバちゃんは、小金井消防署の依頼で地元の火災予防運動にも参加した。署員お手製の「火の用心だワン」と書かれた黄色いTシャツを身につけて、店番をしたり、散歩したりした。
飼い主の鈴木久子さん(72)は「少しでも役に立てればいい」。14日には同署の原口久男署長(59)から、感謝状と大好物のきゅうり5本を贈られた。
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朝日新聞社会部
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