南アフリカ共和国・ポートエリザベスから南東1,770kmに位置する離島で野生生物たちの奇妙な行動が観測された。

研究者らが観測したのはキングペンギンに対して交尾を強要しようとするオットセイの姿。その行動はこれまで少なくとも4回観測されており、すべてが同じ島だ。そのうち3回は行為後ペンギンが解放されたが、1回は行為後に捕食されている。


オットセイのこのような行動を人類が初めて観測したのは2006年。南アフリカ共和国のプレトリア大学哺乳類研究所によって観測された。場所は南アフリカ共和国領プリンス・エドワード諸島のマリオン島。

その後も同研究所では観測を続けており、稀に観測されるが、最近になってこのような行為をするオットセイが増えていると研究者のNico de Bruyn氏は語る。

「正直なところ、私は2006年のその行為を目撃した後、その行動がその後も続くとは思ってもいませんでした。」

専門家はこの行為が単一の個体のみで発生しているのではなく、複数の固体で行われている点に注目。おそらく、初めに行った個体から他の個体が学習し広まっているのではないかと推測している。しかし、何故オットセイがこのような行為を行うのかは不明だ。

[via:DailyMail]

			Tweet						コメント：25 カテゴリー： 海外 タグ： ペンギン オットセイ 日付： 2014年11月18日 時間： 21:00

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