2014-11-05
エレベーターにパワーポイントはない。 There is no PPT in a elevator.
先々週は楽天テクノロジーカンファレンスだったので、enPiT PBLの土曜日の全体会議は欠席した。その欠席した会議にオブザーバーとしてJim Coplein (Copeと称する)が参加していて、それぞれのチームにフィードバックをしていたようだ。先日、楽天ハッカソンでスタッフをしていたら、ふらりとCopeが遊びに来ていて、ちょろっと雑談をした。
このPBLは約10週間でウェブサービスをチームで作るというもので、毎週土曜日にすべてのチームが集まって進捗報告をする。その会議では、今週やったこと、問題点、来週やること、デモなどを行う。そのミーティングにCopeが参加した。
各チームのGithub リポジトリのReadmeにはエレベータピッチが書いてある。最初にそのエレベータピッチを復習して、今週やったことなどを報告する。
エレベータピッチのテンプレートは下記にある。(インセプションデッキ)
[Agile]インセプションデッキ日本語版 | Ryuzee.com
作るべきプロダクトの売りを一言で表すもので、エレベーターの中でたまたま出会ったベンチャーキャピタリストに出資を仰ぐ、売り込みのツールというような意味合いもあり、エレベータピッチと呼ばれる。
そこにはプロダクトの魂がこもっていないといけない。
Copeは、エレベーターの中にはパワポもプロジェクターもないよ、と言う。土曜日の全体会議のコメントである。なかなか手厳しい。
あの会議はなんのためにやっているのか、少なくともスクラムミーティングではないよね。振返りなのかな。と言う。
このコースで、スクラムらしきものを教えるのか、それともengineering discipline を教えるのか。結局、エレベータピッチという形を教えて終わっているのではないか、その前提にあるengineering disciplineが伝わっていないのではないか、教えられていないのではないかということである。
例えば、Demo or Dieというモットーは、奇麗なパワポを作るのではなく、動くものを作ってデモをしよう。という価値観だ。そのベースには、Done is better than perfect. というような価値観と通じる。
PBLは実際に手を動かして、チームでプロダクトを作る、その道具立てとしてスクラムがあり、それを経験することによって、スクラムの価値観などを学んで行く。経験から学ぶ。その環境をクラスは提供する。
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