英「ボンファイア・ナイト」、プーチン露大統領の人形燃やす
2014年11月06日 17:26 発信地:ルイス/英国
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【11月6日 AFP】英南東部サセックス(Sussex)州ルイス(Lewes)で5日、伝統の祭り「ボンファイア・ナイト(Bonfire Night)」が開催され、パンツ一丁のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の人形が火に投げ込まれた。
英国では、1605年にロンドン(London)の国会議事堂の爆破計画が未然に防がれ、首謀者としてガイ・フォークス(Guy Fawkes)が処刑されたことを祝って、毎年11月5日にかがり火をたいたり花火を上げたりする「ガイ・フォークス・ナイト(Guy Fawkes Night)」が開催される。
ルイスのボンファイア・ナイトもこのガイ・フォークス・ナイトの祝祭の1つだが、16世紀のプロテスタント殉教者17人の霊を慰める行事でもあり、最も盛大なことで知られる。祭りでは数千人がたいまつを手に市内の通りを行進した後、ガイ・フォークスの人形を燃やすが、近年では有名人や政治家を模した人形を燃やすことが一般的になってきた。
今年は、緑色のパンツだけを身につけて戦車の上に座ったプーチン露大統領の人形が登場。この緑色のパンツは、コメディ映画『ボラット(Borat)』で主演の英俳優サシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)が披露したものだ。
ルイスのボンファイア・ナイトでは2001年、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の最高指導者だったウサマ・ビンラディン(Osama Bin Laden)容疑者の人形が登場し、物議を醸している。(c)AFP
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