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安否不明者複数か あす以降捜索再開へ
10月2日 18時17分

安否不明者複数か あす以降捜索再開へ
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47人が死亡し戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で、自衛隊などの2日の捜索は雨のため途中で中止となりました。
警察などは登山グループの証言などから、当時山に登っていて今も安否が分からない人が複数いるとみて、3日以降、捜索を再開したいとしています。

御嶽山の噴火では1日までに47人の死亡が確認され、火砕流によって43人が犠牲になった平成3年の長崎県の雲仙普賢岳の噴火を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。
今回の噴火で、死亡した47人全員の身元が2日までに判明しました。
死因について、警察は1人が噴火による熱風を吸い込んだ「熱傷死」で、ほかの46人はすべて頭や首、背中などに噴石が直撃したことが原因とみられる「損傷死」だったことを明らかにしました。
自衛隊と警察、消防は2日午前6時すぎから1000人余りの態勢で山頂付近の2つのエリアで捜索を再開しましたが、山頂付近で雨が降り出したため、昼前に捜索を中止しました。
長野県木曽町によりますと、家族などから役場に問い合わせがあり、今も連絡が取れない人が20人以上いるということです。
この中には、実際に山に行ったのかどうかはっきりとしない人も含まれているということで、町では確認を急いでいます。
一方、警察は、「御嶽山に一緒に登った仲間が戻ってこない」という登山グループの証言や、登山口の駐車場に停められたままの車があることなどから、当時山に登っていて今も安否が分からない人が複数いるとみています。
自衛隊や警察、消防は天候や火山の状況を見極めながら、3日以降、捜索を再開したいとしています。

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