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シリア 学校狙った爆発で30人超死亡
10月2日 4時33分

シリア 学校狙った爆発で30人超死亡
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シリア中部のアサド政権が支配する地域で学校を狙った爆発が相次ぎ、これまでに児童ら32人が死亡し、攻勢を強めるアサド政権に対するイスラム過激派組織のテロとみられ、複数の勢力が対立するシリアでの内戦が激しさを増しています。

シリアの治安当局によりますと、シリア中部のホムスで1日、高校の建物の近くで車に仕掛けられた爆弾が爆発し、その数分後には近くの小学校と中学校の建物の前でも何者かが体に巻きつけた爆弾を爆発させました。
一連の爆発で、これまでに児童や生徒ら32人が死亡し、115人がけがをしたということです。
爆発があったのは、アサド政権側の部隊が掌握する地域で、犯行声明などは出ていませんが、治安当局は事件の手口からイスラム過激派組織が関与した爆弾テロとみて調べています。
シリアでは、北部で勢力を広げる「イスラム国」以外にも国際テロ組織アルカイダ系のグループなど複数のイスラム過激派組織が存在し、アサド政権に対する戦闘を続けています。
これに対しアサド政権の政府軍は、1日も中部のハマなどで激しい空爆を行うなど過激派組織や反政府勢力への攻勢を強めていて、複数の勢力が対立するシリアでの内戦が激しさを増しています。

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