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今日で9月も終わりです。今年は「秋」がちゃんとあって不思議な感じです…。
午前中に健康診断を受け、その帰り道、風にのって ふわーん とキンモクセイのいい香りがしました。あたりを見回しましたが、それらしい木は見当たらず、少し歩いたところで民家の塀より高い立派なキンモクセイの木がありました。
日差しが強くてスマホの画面がほぼ真っ黒な状態でパチリ☆わかりにくいけど、満開状態でした。
さて…
私が キンモクセイ という「オレンジの花が秋に咲く木」の存在を知ったのは20歳を過ぎて、関東に住むようになってからでした。
道を歩いていて ふわーん ふわーん ふわふわーん と、至るところで「懐かしい香り…というかニオイ」がする…
なぜだ?なぜ道端で サワデー のニオイがするんだ??
と思いました。
*もう絶滅していると思ったら、まだあったのねー^^; ♪トイレにサワデーさわやかサワデー♪
「香りはすれども姿は見えず」なことが多いキンモクセイ。私はキンモクセイの花びらが散乱しているのを発見して初めて「ニオイの元」がわかりました。私にとっては…
キンモクセイの香り=サワデー(トイレ用消臭芳香剤)=トイレのニオイ
だったのです。ウィキペディアさんの解説がまさにその通り!です。↓
キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、日本において汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、その近くに植えられることもあり、その要因から、香りがトイレの芳香剤として1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、一部年齢層においてはトイレを連想させることがある。秋の季語である。
はい、私は この「一部年齢層」にバッチリ当てはまります^^;
しかも、関東に住むまでキンモクセイの木を見たことがなかったため、キンモクセイという花があるのだろうとは思いましたが、木であることは知りませんでした。
最近は温暖化が進んでいるので東北地方でも栽培は可能と思いますが、かつては宇都宮辺りが北限でした。…放送大学 栃木学習センター2010.9.21より
私は22歳まで母の転勤と大学進学で岩手県内(内陸)の北から南まで4ヶ所に住みましたが、キンモクセイはなかったです(香りが弱くて気付かなかったのかも)。
さらに「サワデー キンモクセイの香り」は、あまりに本物に近すぎた(というか、そのまんまだった)ため、はじめて嗅いだ本物のキンモクセイの香りを「サワデー」だと思ったというわけです^^;
現在住んでいるところは限りなく宮城県に近く、同じ岩手でも盛岡とは気温がかなり違います。それに加えて「温暖化」のため、キンモクセイが育ち、強い香りを放つことが可能になったのだと思われます。
ちなみに、我が家にもキンモクセイの木がありました!(*小さいし、花もほとんど咲かなかったので気が付きませんでしたw)木全体を写すと花が見えないというレベルなので、花のアップ☆
近くに寄ると、風向きによって、たまーに ふわーん と香ります。母上によると、今年は「今までで一番花が咲いた」らしいです。あのお宅のように大きな木に育つでしょうか^^;