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<#RubyKaigi 2014 の接続端末統計

[ファイアウォール] #RubyKaigi 2014 の接続端末統計

ヤマハの平野です。

先日(2014/9/18~9/20)開催された「RubyKaigi 2014」のWi-Fiネットワーク提供していた接続端末の統計分析結果を紹介します。

【機材配置】

RTX1200にLuaスクリプトを仕掛けて、会場に設置したホールAのWLX302*6台の接続端末情報を収集していました。スタッフの依頼を受けて、弊社開発に分析してもらいましたので、共有させていただきます。

こうやって分析しておくと、次の機会にどのようなことに気を付けるべきなのか、明らかにすることができます。

Fig1

【接続端末数の分析】

日々の接続端末数は、ほぼ毎日800台以上が接続されていました。
また、接続端末のMACアドレス情報から端末ベンダーランキングも集計してみると、約8割(938台)がApple製品でした。非常に多いですね。

Rk14num

【AP毎の接続数分析】

  • ホールA内では、集中するAPと割と空いているAPがあります。
    可能であれば、この差を減らしていきたいですね。
    このようなときに設定を工夫するポイントは、電波強度をかなり弱め、遅い端末の接続に対してベーシックレートで接続を拒否するようにチューニングします。
    「日経NETWORKへの連載」および「日経NETWORKムック 絶対わかる無線LAN超入門」でご紹介しているので機会がありましたらご覧ください。

日経NETWORK連載関連情報

1日目

Rk14apday1

2日目

Rk14apday2

3日目

Rk14apday3

【周波数毎の接続数分析】

  • ピーク時には、2.4G帯と5GHz帯の合計で、300台ぐらい接続しているようです。
    APで収容する端末数を均一化できると、もっと多くの端末を収容できるようになる可能性がありますね。
  • 1日目と2日目では、5GHz帯にアクセスが集中していました。
  • 3日目では、2.4GHz帯と5GHz帯のアクセスが非常に均一化していました。
    2.4GHz帯の接続状態が改善していたのでしょうか?
    何か、工夫されていましたかね。

1日目

Rk14bandday1

2日目

Rk14bandday2

3日目

Rk14bandday3

【RubyKaigi 2013導入事例】

【RubyKaigi関連情報】



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 1995年よりISDN応用製品のひとつとして始めたヤマハルーター。常にSOHO、中堅・中小企業の皆様に最先端のネットワークソリューションを提供し、多くの実績をお客様と共に作って参りました。SRT100は、より信頼性の高いネットワークセキュリティを実現します。