岡戸佑樹、増田勇介
2014年9月14日16時06分
着工が迫るリニア中央新幹線をテコに、利用客が伸び悩む中部空港(愛知県常滑市)が活路を探る。首都圏の羽田や成田を使う客を取り込もうと、アクセス向上へ名古屋駅での複雑な乗り換え問題に取り組む動きが出てきた。航路を増やし空港自体の魅力を高めようと、ジャカルタ直行便の来春就航にもこぎ着けた。
「東京へのストロー効果が言われるが、こちらの方が伸びしろがある」。JR東海がリニア工事実施計画への認可を国土交通省に申請した8月26日、愛知県の大村秀章知事は記者団を前に、名古屋に向けた人の流れの加速に期待を込めた。
2027年予定のリニア開業に向け、現実味を帯びるのが首都圏との「空の客」の奪い合いだ。品川―名古屋は新幹線での約1時間半から約40分に短縮。名古屋駅から名鉄特急に乗れば、乗り換え時間を含め中部空港まで計80分ほどになる。品川―成田空港の約70分とそう変わらない。
愛知県の試算では、リニア開業後の空港まで2時間圏内の人口は、中部空港が822万人から1044万人に増加。リニア沿線の山梨、長野や、品川駅周辺の都心に及ぶ。羽田、成田も増えるが、増加率の「伸びしろ」は中部が大きい。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
ここから広告です
広告終わり
PR比べてお得!