[PR]

 マルエーフェリー(鹿児島県奄美市)は12日、奄美群島や志布志市を経由して東京と沖縄を結ぶ旅客フェリー航路を12月で休止すると発表した。需要の低迷で運航継続が難しくなった。

 同社によると、東京航路は、東京と奄美大島、与論島、沖縄を結ぶルートで1973年に開設。87年からは志布志も寄港先になり、主に離島住民の上京・帰省や生活物資の輸送などに利用されてきた。70年代後半の「与論島ブーム」もあり最盛期は年間で延べ2万人が利用したが、格安航空の就航もあり昨年度はわずか1760人だった。

 12月4日東京発が最後の便となる予定。引き続き需要が見込める貨物輸送は、今年8月に完成した新造船で継続するという。(鎌田悠)