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女性政策担う国連事務所 東京に設置へ
9月13日 12時23分

女性政策担う国連事務所 東京に設置へ
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安倍総理大臣は、東京で開かれている国内外の女性リーダーらを招いた国際会議であいさつし、国連の女性政策を担う「UNWomen」の東京事務所を来年開設し、国連と連携して女性が活躍する社会の実現を目指していく考えを示しました。

政府は、女性が活躍する社会の実現に向けて、IMF=国際通貨基金のラガルド専務理事やアメリカのケネディ駐日大使など、国内外の女性リーダーらを招いて、12日から東京で国際会議を開いています。
安倍総理大臣は、13日午前の全体会合であいさつし、「世界を見渡すと、女性に生まれたというだけで自立する機会を奪われ、医療や教育など基本的なサービスを受けられないという悲しい状況がいまだに見られる。21世紀こそ、女性に対する、人権の侵害のない世界にしていく」と述べました。
そして安倍総理大臣は、国連の女性政策を担う、「UNWomen」への拠出金を、今年度、5倍に増額したことを明らかにしたうえで、「UNWomen」の東京事務所を来年開設し、国連と連携して女性が活躍する社会の実現を目指していく考えを示しました。
このあと会議では、およそ100人の参加者が6つのグループに分かれ、女性の活力をいかした社会や、女性の社会参画に向けた国際協力の在り方などをテーマに議論を行っており、提言を取りまとめることにしています。

「UNWomen」とは

「UNWomen」=「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関」は、国連改革の一環として、平成22年7月の国連総会決議に基づき、従来の4つの部門を統合する形で設立されました。
女性に対する差別の撤廃や女性の自立促進に向けて、各国が取り組む施策や法律の整備の手助けなど、国連の女性政策を担っています。

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