「はてな初心者の~」の記事に言及が来ました。要旨としては「俺を認めてくれ」ということなので、取り上げてみようと思います。まずはご一読ください。
論旨と登場人物の整理をしよう
話を整理します。
自分ことぜろすけの記事がトップにあり、「ぜろすけの記事の引用」の後、話がすっ飛んで文人商売さんとフミコフミオ氏の話になります。その後フミオ氏への熱い思いを延々と綴っておられます。そしてフミオ氏に影響を受けてブログを始めるのですが、その後日向と木陰さんの記事を読んで自己反省をして、またフミオ氏への情熱と共に更新をするのだけれど、あまり閲覧数は上がらない。その間に小島アジコさんのはてな村奇譚が何故か登場し、また更新して、あざなわさんにどうやら喧嘩を売ったようなそうでもないような気がするけれどとにかくあざなわさんの記事にショックを受けて、あわあわしているとぜろすけの記事(その2)の方の記述に更に衝撃を受ける。
ここまでが前半。
その後も自己記事の弁明が続き、マネー報道さんの記事とはぴらきさんの記事でアクセスアップのために勉強したというような記述。それからとあるレッドブルなブログを見つけ、夢中になって読む。60歳の老人(?)の書いたものと思われるそこに承認欲求を見つけてしまい、自己を投影して本人になりきり、体調が悪いということでガチで心配してしまう。ここでやっとタイトルの記述だけれど、特にそれについて深めたりはしないし今までの論旨とまるで関係がない。また件のブログ主を本気で心配してしまうけど、検索をして他のブログに同名「ロンリネス均」で下劣なコメントを残しているところを発見。一気に幻滅する。ロンリネス均に絶望した筆者はあざなわさんの言葉を思い出す。僕は何をやっていたんだろう。僕はフミオ先生が大好きです。
感想:(長いとか論旨がないとか置いておいて)登場人物が多すぎる!!!
筆者も入れて登場人物は10名という超大作です。そのうち文人商売さんとアジコさんについてはほぼ記述がない。自分の記事もトップにある割にはなんだかちゃんと論旨に使われているのか怪しい。論旨としてはマネー報道さんとはぴらきさんはあまり関係がない。残しておく人物はフミコフミオ氏と日向と木陰さんとあざなわさんなんですが、筆者の言いたいことを考えると日向と木陰さん言及は削ってもいい感じ。残るフミコフミオ氏とあざなわさん、そして急に現れたロンリネス均が生き残りました。
ところがそれぞれの話は独立することが出来ます。「ぼくがフミコ先生が大好きな理由」「あざなわさんの記事を読んでショックだった」「ロンリネス均こいつめこいつめ」の3つの話でおしまいです。それぞれを別の記事にした方がより読者には優しいので、この記事を3つアップしたほうがより注目されやすいと思います。
タイトルは誠実に
多分この記事のタイトルを「自分語り」とかにしておけば、こんな言及をする必要がなかったのだろうと思う。
僕はこの記事のタイトルを決めた後に、ブログを始めてからのことを振り返ってみようと思っていた。よく見る今月のまとめみたいな感じで、何も知らなかった頃から今までを振り返って気付いた、下記の2つが大切だって書こうと思っていた。
- ブログを書く時の1人称の大切さ
- はてブで記事を記録することの大切さ
初心者のうちは変な1人称に拘らずに、普段から使い慣れた1人称を使った方がストレスなく記事を掛けると言うつもりだった。
どれだけ時間が掛ったか分かるように可能な限り日付で見出しを付けながら、僕はブログを始めてからこれまでを振り返り始めた。はてブをしていればこんなに時間はかからないと纏めるつもりだった。
どう読んでもどこにも箇条書きに対する説明がありません(涙)
ブログでアクセスアップを狙っているということは「他者に読んでもらうもの」として書かないといけません。自己完結したことを報告するのであれば、それではアクセスアップにつながりません。アクセスを気にしない人ならばそれで構いませんが、「アクセス! アクセス!」というのであれば常に第三者に読んでもらうことを意識したほうがいいでしょう。
いや、別に自分語りはしてもいいと思うのよ。ただし、それだとアクセスアップは間違いなく望めないよ。面白い人の自分語りが面白いのは当たり前だし、それは既に「面白い」と認識されているから面白いのです。無名の人がいきなり自分語りだけで面白いのフィールドに立つのは非常に困難です。後半すごく焦っている感じが伝わってきましたが、何に焦っているのかよくわからんのです。だって、数か月で何が変わるって話ですよ。少なくとも文章力を鍛えることを目的にブログを開設している人のところに、面白い記事を探しに来る人はいないと思うし、ましてや拡散なんてしてくれませんよ。
つまるところ、既に当初の目的を見失っている状態ということに焦っていたのだろうと推測します。「俺何やってたんだ」っていう気持ちは誰にでもあります。でも、それなら、そうと、一言で最初に言うんだ!!! それこそタイトルにでも書いておけ!! それが一番大事だ!!
お前は俺じゃねえし、俺もお前じゃねえ
インターネットって他人との距離感を図るのが難しくなるんだよね。だから自分の思った通りの反応が返ってこないと結構凹むんだよね。でも、それが当たり前。街角でティッシュ配りのバイトでもしてみればいいんじゃないかな。みんな意外ともらってくれないし、中には「迷惑です」とはっきり言う人もいる。自分も昔、海外旅行のキャンペーンチラシを配るバイトをしていたら「この物価高騰や休日もない現代に庶民が旅行にいけるわけがない」と5分ばかりご高説をいただいたこともあります。今なら「ああこれがネガコメだな」と思うわけです。
しょせんブログなんて延々と独り言を言い続けるツールでしかない。だからブログをするときに一番大事なのは「俺は何者か」ということをしっかり持つことなんだと思う。子育てブログなら「私と我が子の話」、書評ブログなら「本を読んでいる自分」などひとつの方針がある。ちなみにこのブログは「自分があるといいなと思う記事を自給自足すること」を第一目標としている。「自分探し」じゃないけど、何でも一本筋の通っていないものは長続きしないし、ハタから見ると滑稽でしかないのです。一本筋が通っていても、ブログを書く人なんてみんなピエロです。トマトをぶつけられてナンボです。いつも笑い泣きのメイクで「俺は何者か」をアピールしているんです。
そんな道化回しになる自信がないなら、悪いことは言わないのでお休みされるのが一番です。いくらフミオ先生が大好きでも、あなたはフミオ先生ではないのです。残念ですが、フミオ先生になることは諦めたほうがよいでしょう。
まとめ
ブログ主には兵法の『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』という言葉を贈ります。「相手のことを知り、自分のことも知っていれば戦っても負けることはない」ということです。多分今はインターネットと言う「彼」の情報収集で頭がいっぱいなのでしょうが、まずは「己」のことをもっと研究してはいかがでしょうか、ということです。
あと蛇足ですが、記事の中で「それは2か月半前に遡る」という過去を回想する形をとられていましたが、これは読者にとって負担のかかる記事の作り方なのでおすすめはしません。小説講座ではよく「初心者の時間移動はタブー」と言われています。時系列にそった文章を書くことから始めたほうが良いと思います、まる。