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製鉄所爆発は石炭一時保管設備で
9月4日 4時30分

3日、愛知県東海市にある新日鉄住金名古屋製鉄所で、爆発が起きて15人が重軽傷を負った事故で、爆発が起きた設備は、石炭を一時的に保管するためのもので、ふだんは加熱などの火の気を伴う作業を行っていないことが警察への取材で分かりました。
警察は4日、消防と合同で現場を詳しく調べ、業務上過失傷害の疑いがあるとみて捜査することにしています。

3日午後0時半すぎ、愛知県東海市にある新日鉄住金名古屋製鉄所で爆発が起き、社員と関連会社の社員合わせて15人がやけどをして重軽傷を負いました。
この事故でベルトコンベヤーなどに引火しましたが、消防による消火活動の結果、火はほぼ収まっています。
警察によりますと、爆発が起きた設備は、コークスに加工する前の石炭を一時的に保管するためのもので、ふだんは加熱などの火の気を伴う作業を行っていないということです。
製鉄所によりますと、3日は午前11時ごろに設備の中から煙が出たため、消防とともに調べたところ、いったん火事ではないと判断したということです。
石炭は自然に熱を出す性質があり、熱くなると煙を発することがあるため、社員などが調査を続けていたところ、突然、爆発が起きたということです。
警察は4日、消防と合同で現場を詳しく調べるとともに、製鉄所の関係者から話を聞くなどして、業務上過失傷害の疑いがあるとみて捜査することにしています。

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