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複数の蚊からデング熱ウイルス検出
9月4日 14時46分

東京の代々木公園や周辺を訪れた人の間でデング熱への感染が広がっている問題で、東京都が3日、公園内で採集した蚊を調べたところ、複数の蚊からデング熱のウイルスが検出されたことが分かりました。
東京都は公園内に今もウイルスを持った蚊が生息しているとみて、一部を除いて立ち入り禁止にし、蚊の駆除を行うなどの対策を急ぐことにしています。

デング熱は蚊が媒介する感染症で、これまでに東京都や大阪府、それに北海道など11の都道府県に住む55人の感染が確認され、全員が先月、東京・渋谷区の代々木公園やその周辺を訪れた際に蚊に刺されて感染した疑いのあることが分かっています。
このため、東京都が3日、公園内で蚊を採集し、都の研究施設で調べたところ、複数の蚊からデング熱のウイルスが検出されたことが分かりました。
ウイルスが検出された蚊は、調査を行った10か所のうち4か所で見つかり、公園内の広い範囲に及んでいるということです。
東京都は公園内に今もウイルスを持った蚊が生息しているとみて、4日午後2時から一部を除いて当分の間、立ち入り禁止にし、蚊の駆除を行うなどの対策を急ぐことにしています。

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