先日、友人と食事をしてお金の話になりました。
自慢じゃないですが、僕の『時給は3000円』なので24歳にしてはそこそこ高いかなとうぬぼれていたのですが、友人の仕事はそれをはるかに上回る『時給25万』でした。
その差はなんと62倍にもなります。
彼はウェブマーケティング会社の役員です。なぜ彼の時給がこんなに高い理由は、彼の会社の法人コンサルティングで毎月稼動するの時間は10時間程度にもかかわらず、コンサルフィーは月額250万だからだそうです。
もちろん初月は営業が行ったりして、契約が大変でしょうが、多くの会社は長期的なお付き合いをしているそうです。
話しているうちに時給をあげるために大切にしていることがわかりました。
お金はあるところから取る
彼がクライアントは全て超大手なので、コンサル内容は『現状30億の売り上げを60億にしましょう。』みたいな、とんでもないはなしなんです。
僕が、『はわわわ~』といっていたら、
『30億の売り上げを上げる話をしているんだから、数百万円ぐらい鼻くそみたいなモンなんですよ』といっていました。
僕のクライアントはほとんどが個人なので、やはり法人と比べるとお金をもっていないんですよね。
法人を相手にすると金額の桁が全く変わるということがわかります。
コスト志向ではなく価値志向
実際話を聞いた瞬間は『いやーボリ過ぎだろ』と思いましたが。
それは僕がコスト志向から抜け出せていないからだと思います。
クライアントからすれば、
僕の20万のコンサルを受けて、
30億の売り上げが30億100万円になるより
彼の250万のコンサルフィーを払って
30億の売り上げが60億になったほうがはるかに利益は高いはずです。
つまり、自分のサービス価格を
【いくらのコストがかかったか?】ではなく
【いくらの価値を提供できるか?】で決定しているわけです。
まとめ
コスト志向に陥ると、売り上げはマーケットや経済状況に大きく左右されます。
日本人の平均時給が下がれば、おそらくコンサルフィーも安くなります。
現在は売り手弱者の時代なので、価値志向に切り替えた上で時給をあげていくようにしなければ、生き残っていけないなぁと実感しました。