エボラウイルス・ワクチン、2015年にも登場の見通し WHO

2014年08月10日 10:46 発信地:ジュネーブ/スイス

このニュースをシェア

エボラウイルス・ワクチン、2015年にも登場の見通し WHO ▲ キャプション表示

×スイス・ジュネーブ(Geneva)で開催したエボラウイルスの感染拡大に関する緊急委員会の終了後、記者会見する世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長(2014年8月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Alain GROSCLAUDE

写真写真拡大をみる
写真購入のお問合せはこちら

【8月10日 AFP】世界保健機関(WHO)は9日、西アフリカを中心に猛威を振るっているエボラウイルスのワクチンの臨床試験が近く開始される見込みであり、早ければ来年の早い時期にも広く利用されるようになるとの見通しを示した。

 WHOのマリーポール・キーニー(Marie-Paule Kieny)事務局長補はAFPに対し、「現実的(な見通し)だと思う」と語った。

 WHOのジャンマリー・オクウォベレ(Jean-Marie Okwo Bele)予防接種・ワクチン・生物学的製剤部長も同日、フランスのラジオ局RFIに対し、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKlineGSK)が来月にもワクチンの臨床試験に着手するもようだと述べ、ワクチンの商用利用に楽観的な見通しを示した。

 エボラ出血熱には現在のところ有効な治療法もワクチンもなく、最も致死率の高い感染症の1つとなっている。(c)AFP

本日の必読記事1日2回更新

このニュースの関連情報

おすすめ写真特集

トピックス

注目ニュース

国際ニュースランキング

  • アクセス
  • 大画面

    今ネットで話題の記事

    お知らせ

    BPNPR


    BPNディレクトリは2014年8月31日を持ちましてサービスを終了いたします。長らくのご愛顧ありがとうございました。

    カテゴリ登録はこちらより

    おすすめコンテンツ