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【清水】大榎監督厳しい船出「球際に甘さ」初陣0―4大敗

2014年8月3日6時0分  スポーツ報知
  • F東京に0―4で敗れ、厳しい表情で引き揚げる清水イレブン

 ◆J1第18節 F東京4―0清水(2日・味の素スタジアム)

 大榎新監督、初陣飾れず―。清水エスパルスはF東京に0―4と大敗し、今季5度目の完封負けを喫した。前半だけで3失点すると、後半もいいところなし。大榎克己監督(49)は初陣を勝利で飾ることができず、厳しすぎる船出となった。

 現実は、あまりに残酷だった。記念すべき初陣で、なすすべなく惨敗した大榎監督は「守備を意識したが、球際のプレーなどで甘さを感じたし、攻撃の時間はほとんどなかった」と完敗を認めた。

 準備期間は3日と、皆無に等しかった。「現段階ではメンバーを変えないことがベスト」と、8試合ぶりに勝利を飾った7月27日の柏戦と同じスタメンで臨んだが、序盤からF東京に押し込まれた。前半15分、FWエドゥーにクロスのクリアミスを押し込まれると、終了間際に2点を失い、45分間で勝負は決してしまった。キックオフ直後に速攻を仕掛けたり、石毛のトップ下起用などで“大榎イズム”を示しはしたが、効果はなかった。

 シーズン途中に交代した監督に対して、いきなり多くを求めるのは少々酷だ。就任してこの日で4日目。しかも、トップチームでは初めての指揮。試合前日、新指揮官は「すぐに結果を残せたら魔法使い。そんな甘いものではない」と本音を吐露したが、皮肉にも予言が的中した格好だ。試合後、応援席に「新生清水 大榎さんと共に闘おう」の幕が掲げられたが、現段階ではファンも長い目で見守るしかない。

 今季5度目の完封負け。ゴトビ政権時代には、自らのプレーを棚に上げ、監督や戦術に責任転嫁する選手もいたが、もうそれはできない。主将の杉山は「この敗戦は選手の責任。新たな戦術に手応えも得ているし、正しい道にいると思う。早く新チームで1勝したい」。覚悟を決めたイレブンに大榎イズムがどう浸透し、化学反応を見せるか。チームの浮沈は、その一点に尽きる。(田中 雄己)

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