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「サラエボ事件」から100年
6月28日 5時36分

「サラエボ事件」から100年
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第1次世界大戦の引き金となった「サラエボ事件」から28日で100年となり、現地では、歴史学者による国際シンポジウムが開かれるなど、大戦の教訓に改めて向き合おうという取り組みが行われています。

「サラエボ事件」は、1914年の6月28日に今のボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボで、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫妻がセルビア系の青年に殺害され、この事件をきっかけに第1次世界大戦が起きました。
サラエボでは、事件から100年となるのに合わせて歴史学者による国際シンポジウムなどの行事が開かれており、大戦の教訓に改めて向き合おうという取り組みが行われています。
事件現場となった「ラテン橋」には世界各地から大勢の人が訪れており、アメリカから来たという男性は、「20世紀の世界に大きな影響を与えた場所を見たくてきました」と話していました。
また、地元の女性は、「世界に平和のメッセージを送りたいです。今後は、戦争の100年ではなく、平和の100年になることを願っています」と話していました。
一方、オーストリアのウィーンでは、皇太子が殺害された時に乗っていた車などが公開されるなど、100年の節目に合わせてヨーロッパ各地でもさまざまな行事が行われています。

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