ザック退任、泣き崩れる長友 「勝たせてあげられず…」
朝日新聞デジタル
サッカー・ワールドカップ(W杯)の1次リーグ敗退決定から一夜明けた25日、日本代表のザッケローニ監督はベースキャンプ地のイトゥで選手たちに今大会限りの退任を告げた。昼食で全員が集まったとき、ザッケローニ監督は最後のあいさつをした。「すばらしいチームだった。もう一度選ぶとしても、同じメンバーを選ぶ」。目には涙が浮かんでいたという。
その後に設けられた選手の取材機会。長友佑都は、ザッケローニ監督のことに話が及ぶと泣き崩れた。「勝たせてあげられなかったことが悔しい」
主将の長谷部誠は「(退任は)少なからず想定はしていたが、この結果を受けての決断だと思う。そこは選手が責任を感じるべきだと思う。言葉も文化も違う国に来て、日本を尊重してくれた。素晴らしい人。一緒に戦えてよかった」。
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