珈琲屋美豆 GalleryBizu

伊豆高原への移住・カフェ経営・伊豆の観光情報など、その時々の思いで言葉を紡ぐ雑記ブログ。

【移住】⑫家を建てるぞ!どんな人が来るのかな・・・工務店との初めての打ち合わせ。

2017年1月末に土地の契約をした翌週。

早速、工務店との打ち合わせ。

 

 

www.bizucafe.com

 

いつものように、朝の1時に起き

車を走らせること4時間半。

7時頃に伊豆高原へ到着し、ガストで朝ごはん。

これが毎週のように続いた。

 

初めての対面

 

土地を購入した不動産屋の事務所をお借りして

打ち合わせをすることに。

 

不動産屋に紹介してもらった

地元の工務店の社長を待つ。

 

どんな人が来るのだろう・・・。

 

工務店の社長だから、職人っぽいおじさんかな・・・

なんて勝手な想像をして待っていると

時間通り現れた。

 

想像より若くて真面目そうな人。

それが第一印象。

そして笑顔はなく表情は硬い。

それがさらに緊張を加速させる。

 

というのも

愛知でお店を建てた時の工務店の社長は

笑い上戸で、軽い感じ。

とにかく話は脱線ばかりで

終始和やかな雰囲気で打ち合わせは行われた。

 

今回は正反対。

どちらがいいとは言わないが

苦手な雰囲気。

助かったのは、時々不動産屋の社長が

和ませてくれたこと。

 

 そんなことはさておき

とりあえず本題へ。

 

大まかに要望を伝える。

 

・店舗併用住宅

・できるだけコストを抑えて欲しい

バリアフリー

・駐車場の確保

 

など。

 

自分で描いてきた簡単な図面をもとに話を進める。

また、カフェのイメージとしては

愛知の自分のお店をもとにしたかったので

写真と図面を持参した。

 

打ち合わせは淡々と進み、和やかな雰囲気はなく

かたい感じ。

少しでも空気を変えたいなと

社長に話をしてみる。

 

👩『事務所は遠いんですか?』

👨『はい、30分くらいです。』

 

終了。

 

話は全く弾まず。

何だかこの先うまくやっていけるか心配に。

 

後に聞いてみると

 

『あの時はとにかく

 お客様の要望をきちんと聞き取らなきゃいけない。

 初めからへらへらしていたら、

 逆に心配になるでしょ。』

 

と言われた。

 

確かにそうだよね。

軽く来られても困るか。

と、納得。

 

実際はとても気さくで話しやすい社長だった。

そんなメリハリがつけれる。

まじめで仕事熱心な人。

それが本来の姿だった。

 

初めに抱いた印象は

打ち合わせを進めていくうちに

消えていくのだった。

 

そんな事はさて置き

事務所での打ち合わせ後

現地へ向かう。

 

現地打ち合わせ

 

この時点ではまだ雑木の森

といった感じ。

木が何本もあり、草が生い茂る。


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地面は起伏があり

本当にここに建てることが出来るのだろうか・・・

と不安にもなった。

 

すると社長

 

『まだましですよ、

 もっと大変な所はたくさんありますから』

 

と。

 

『先日もこの近くの土地で巨大な大木を切り倒し、

 地盤も平らにするのにすごく大変だった。

 そこに比べたらこれくらい楽なものです。』

 

しかし、この社長の言葉は

軽いものだったと

後に思い知らされる時が来る。

 

そのあたりのことは、またどこかの回で。

 

この時はとりあえず 

ちょっと安心した。

 

造成つまり、

家を建てれる状態に土地を整備すること

それは結構費用が掛かると聞いていたので

心配だった。

 

一つ一つ実情を知ることで

安心材料も増えていった。


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どのように造成するか

家を建てる部分の木は掘り起こして

根から取り除く。

 

後の部分は木だけ切り倒せば

根は腐るから大丈夫とのこと。

 

切った木は暖炉のまきに使えると。

憧れの薪ストーブ。

夢が膨らむ。

 

そしてどのあたりに家を建て、

駐車場スペースを確保するか

実際の場所で確認した。

 

具体的に話が進んでくると

否が応でも気持ちが高まる。

 

今まで頭の中で考えていたイメージが

現実に一歩近づいた

そんな気がした。

 

とは言っても

大変なのはこれから。

 

まずは、図面を作り

見積もりを出してもらうこと。

 

本当に実現できるかどうかはそこで決まる。

 

予算が限られているからね・・・。

 

希望というよりも

まだまだ不安でいっぱいの

そんな日々の始まりだ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。