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覚醒剤使用を認める…居間と台所から注射器

警視庁に入る清原和博容疑者=東京都千代田区で2016年2月3日午前2時15分、宮間俊樹撮影

 元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)=東京都港区東麻布=が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に逮捕された事件で、清原容疑者が「注射器で腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸ったりする方法で使用していた」と覚醒剤の使用を認める供述をしていることが警視庁への取材で分かった。同庁組織犯罪対策5課は、尿鑑定によって確認され次第、使用の容疑でも立件する方針。

 同課によると、2日午後8時過ぎ、捜査員が自宅マンションを家宅捜索した際、清原容疑者は封の開いたビニール袋に入った注射器1本とストローを左手に持っていたという。清原容疑者の近くにあったダイニングルームのテーブルには、ビニール袋入りの覚醒剤0.1グラムが置かれていた。

 また、リビングルームのテーブルと、台所の戸棚から、それぞれ袋などに入っていない状態で注射器が1本ずつ発見された。寝室の床には、パイプ1本が落ちていた。同課は、これらの器具がすでに使用された可能性があるとみて付着物を鑑定している。

 清原容疑者は「覚醒剤は私が使用するために持っていた。注射器とガラスパイプは覚醒剤を使用する時に使っていたもの。誰かと一緒に使用したり、譲り渡したりするためではない」などと供述しているという。

 清原容疑者は2日、覚醒剤0.1グラムを自宅で所持していたとして現行犯逮捕された。同課は入手ルートを調べている。【斎川瞳】

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