「なんでわかりやすい文章が書けるんですか?」
最近、お会いする方にこの質問をされることが増えました。
実は私、もともと文章をまとめるのが苦手だったんです。
小学生の頃、夏休みの宿題として毎年読書感想文を書いていました。
小学校4年生の時、いつものように感想文を書いていたんですが、書いてるうちにどんどん本の内容と違う方向に進んでいっちゃって。
と、どこから修正していいかわかんなくて、めんどくさくてそのまま無理やり書きあげたんです。気付けば、読んだ本とは別のストーリーの読書感想文が完成していました。
それを読んだお母さんから、
以前の私は、読書感想文すらまともに書けなかったんです。
32歳になった今では、ライター&ブロガーでお金を稼いでいます。
それは、わかりやすい文章の書き方を勉強して実践しているからです。
今、文章を書くときに教科書として使っている本が超絶わかりやすい&実践しやすいので、今回ご紹介させてください!
私は今でも、記事書くときにこの本の大切なところを見返してます。
このページの目次
わかりやすい記事の書き方知りたいなら、この本読んどけ!
そう思っているときに出会ったのが、この本でした。
この本を買ったのが2016年10月。買ってからは、記事を書くときに必ずと言っていいほどこの本を参考に構成を組み立ててから書いてます。
とにかく、この本が私にはものすんごく合ってた!
この本のわかりやすいところは「例」を踏まえて説明していることが多いところ。「文章で説明→例で説明」という流れで構成されているので、めっちゃわかりやすいんです。
この目次に沿って進んでいきます。
- 第1章:文章の良し悪しは情報整理で決まる!
- 第2章:情報を集める(素材集め)
- 第3章:こっち情報を集める(素材集め)
- 第4章:レバレッジを最大化する見取り図ワーク(上手い文章への最短ルート)
- 第5章:文書あてはめフォーマット術
- 第6章 :SNSで使える文章術
この本は、とにかく「文章がうまくまとめられない…」「わかりやすい文章を書きたい…」って悩んでいる人におすすめ!
悩みその1:何を書けば良いかわからない
悩みその2:文章がうまく書けない
私の所に持ち込まれる文章の悩みで取り分け多いのがこの2つです 。
(中略)
- アンテナを張って情報収集をする
- 読者への貢献を意識して文章を書く
この二つを自分のものにできれば自ずと二つの悩みを解消へと向かいます。
(引用:何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術)
気になる人は絶対読むべし。読みやすいよー!
第1~3章で情報収集の大切さ、やり方を解説!
みなさん、文章を書くときにしっかり情報収集してますか?
よく「良質なインプット(情報収集)ができていないと、良質なアウトプット(文章作成)ができない」って言われていますよね。
この本では、どうやって情報収集すればいいか、自分の体験をどうコンテンツとして書けばいいかなど、すごくわかりやすく説明されています。
人に文章を伝えるためのプロセスのうち文章を書くが2割にすぎません。この本では、他の8割について重点的に説明していきます。
(引用:何を書けばいいかわからない人のための「うまく」「はやく」書ける文章術)
例えば、料理をする場合。
その土地の美味しい食材や高級なお肉、新鮮な魚が揃っていても、「どうやって調理すればいいか」「どんな料理が作れるか」の情報を持っていないと、おいしい料理を作ることができません。
情報収集をしていろんなレシピが頭の中にすでに入っていたら、おいしい料理が何品か作れるよね!
そんな感じで、普段からアンテナ貼って情報収集しとこうね!具体的にはこんな風にすればいいよ!それを整理して書けばわかりやすい文章書けるよ!って書いてます。
見取り図で分かりやすく!記事のターゲットの決め方
私がいつも見返してるのはこの部分。
よく「文章のターゲット決めろ!」「ペルソナ設定しろ!」って言われてるけど、みなさんやってますか?
ここをおろそかにしてるから、なんともフワッとした文章が多い。絶対やった方がいいよ!
私は、この本で紹介されているやり方で、毎回記事のターゲットを決めています。
まずは、この8項目を考えていきます。
- 準備1:読者ターゲットを明確にする
- 準備2:読者ターゲットのニーズを把握する
- 準備3:文章の目的を明確にする
- 準備4:読者の反応を決める
- 準備5:メッセージを一つに絞る
- 準備6:文章の切り口を工夫する
- 準備7:文章のレベルを決める
- 準備8:文章のテイストを決める
そして、それを表に書いていく。
今回の記事で言えば、こんな感じ(アナログ人間なので、毎回紙に書いてる)
- 読者ターゲット:文章上手に書けない子
- 読者ターゲットのニーズ:わかりやすい文章の書き方を知りたい
- 文章の目的:悩んでいる子がこの本を読んで、わかりやすい文章が書けるようになる
- 読者の反応:この本買って、実践してみよう!
- メッセージ:本のわかりやすさ、ポイント伝える
- 文章の切り口:本に沿って
- 文章のレベル:わかりやすく!
- テイスト:私らしさ出す
こんな感じです!毎回この表書いてるよ!(なお、⑤~⑧は飛ばすこともある)
それぞれの項目の考え方や決め方についても、本の中で詳しく説明されています。
まずは、このターゲットの決め方を身に付けよう!わかりやす文章かくための第一歩!
構成事例が5個載ってるから、構成に悩まない!
さて!情報収集もしっかりしたし、記事のターゲットも決めたし、実際書いていくか!
と書き始めたのはいいものの、書いてるうちにどんどん内容がブレたり着地点を見失ったことってないですか?
それは、最初に文章の構成をしっかり考えていないからです。
- 情報収集・整理
- ターゲット決める
- 文章の構成&見出しを考える
- 実際書く
この手順で記事を書けば、ある程度整理された記事が書けますよ!
「でも、文章の構成ってどうしたら…?」と悩む人も多いと思います。
「うまく」「はやく」書ける文章術には、5つの文章校正例が載ってるので、記事の内容を踏まえてどれかにあてはめて書けばOK!
- 結論優先フォーマット
- 物語フォーマット
- 列挙フォーマット
- 主張フォーマット
- sns 紹介宣伝フォーマット
例えば、結論優先フォーマットの場合。
- 結論
- 理由
- 具体例
- まとめ
こんな構成で書けばいいよ!そして具体例は…という形で、それぞれの構成について解説してくれているのでわかりやすい!
具体例も載ってるので「今回の記事はコレと似てるから、このフォーマット使おう!」って選びやすいんです。
構成がうまくできない‥って悩んでいる人にもおすすめ!
文章がうまくかけない人は、とにかく1回読んでみてね!
この本に出合えたおかげで、わかりやすい文章が書けるようになったと言っても過言ではありません。
ガチでいろんな人にすすめまくってます。
記事を書く前の下準備として、この本に書かれてることするだけで、かなり変わってくると思うけどなぁ…。
ただ、この本が私には合ってた!っていうだけなので、読む人によっては「ちょっと違う」ってなるかも…そうなったら自分に合う本探してね。