とりあえず「エセ」エリートになれ!仕事のデキる人の特徴3つ
なぜかこの人には敵わないと思わせる人には共通のオーラがあります。
理由を探ると、当たり前なことだが簡単ではないことを淡々とこなすことに注力している人が多いようです。
決して超人技ではありません!
たった3つのあることをすることでエリートに近づき、いつの間にか自分もエリートになっているでしょう。
それは誰もが習慣にでき得るものなのです。
今回は、仕事のできる人の意外な3つの特徴を紹介します。
その特徴とは、
- 仕事を楽しむ
- 時間管理
- 自己分析
です。
これら3つの特徴を取り入れることによって、周りから一目置かれる「できる人」になりましょう。
目次
仕事、楽しめてないでしょ?
できる人が、いつも結果が出せるのはなぜでしょう。
努力している?頭がいい?! もしかすると当てはまる人もいるでしょう。
しかし、できる人は、もっともっとパワーやエネルギーに繋がる「楽しみ」を知っているようです。
知識や技術を超えるもの
知識は教えられたり、学習することによって得ていくことができます。
技術も同じく、新しい技術で移り変わっても、トレーニングを積むことで身に付けることが可能です。
多くのビジネスパーソンも、今より上の自分、誰かや何かを超えることを目指して頑張り続けています。
はじめは何一つできなくても、学習や練習、トレーニングによって、一定のレベルまでは到達できるもの。
しかし、血と汗と涙の努力や修練だけで、到達できるレベルには限界があるようです。
先人が残した言葉は覆されることなし
では「できる人」と「できない人」の差はなんでしょう?
できるビジネスパーソンは、仕事を楽しむことができるのです。
できる人というのは、何からでも楽しみを見つける能力にも長けているとも言えるでしょう。
中国の孔子の言葉がそのことを如実に表現しています。
之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者にに如かず。
(意訳)
その知識のある人でも、それを好きで行っている人には敵わない。
それを好きで行っている人でも、それを楽しむ人には及ばない。
転職の強み探しの参考に
仕事を楽しんでいる人でも、運よく成し遂げていることはほとんどありません。
好きなことを仕事にすれば楽しいのでは?と考える人も多いですよね。
しかし、孔子の言葉にもあるように「好き」でも「楽しむ」には及ばないのです。
仕事を楽しむポイントは人によって異なっているようです。
初心者でも、下手でも、新しい知識を取り入れることに楽しみを感じる人もいます。
継続するうちに、知見が広がり、知識も技術も磨かれている実感が楽しいという人も。
共通しているのは、楽しい仕事をしているのではなく、仕事を楽しんでいるということです。
受動的ではなく、すこぶる能動的。
能動的に仕事に取り組むと、十分な知識が得られ、密度の濃い訓練ができます。
言われたことではなく、自分で必要な学びを見つけ出していくのです。
行っていることは、普通の人たちと変わりはないのかもしれません。
しかし、その姿勢とやり方には、雲泥の差があるものです。
受動的なことは、義務や苦痛が伴うことが多いでしょう。
能動的なことは、積極的な工夫やアイデアが伴います。
これが、プロセスにも、成果や結果にも表れてくるのではないでしょうか。
仕事だけでなく、スポーツや趣味など、世の中のすべてのことに当てはまることです。
生活を徹底管理できてないでしょ?
仕事のできる人は、意識して生活のペースを乱さないようにしているようです。
自分にとって良いことを継続して、習慣にして無意識にできるレベルに引き上げています。
習慣力をつけることによって、人は充実感を得ることができ、心に余裕ができます。
その当たり前のことが難しい
規則正しい生活が良いということは分かっていても、現代の生活ではその実践を阻むものがたくさんあります。
スマホ、テレビや友達からの誘い…
仕事が規則正しさを阻害してしまうことも。
教科書に出てくるような当たり前のことですが、実行し習慣にすることは難しいという人の方が多いのです。
できる人とは、その当たり前のことを、至極重要視しているのだそうです。
当たり前のことをきちんと行うことで見えてくるものが大切なものだから。
挨拶、準備、ルールの順守なども当てはまるでしょう。
ゆがみなく真っ直ぐな、色つきでない真っさらな視点で本質を見抜くことができるのです。
バランスをうまく取っていける体力的エネルギーがあるのも規則正しい生活の恩恵。
バランスを取るための冷静な判断ができるのも規則正しい生活がもたらす精神安定力なのです。
がむしゃらに頑張る人に足りない「長期視点」
頑張ることが必ずしも良いことではないという認識が定着してきているようです。
過ぎた頑張りによって、さまざまなものを失っている人が増えたからでしょう。
のちのち問題が起きる可能性は高く、誰にもメリットがないことに社会が気付いた証拠。
失うものといえば、健康、仕事、お金、人間関係、人からの信頼や周りへの信頼、自尊心など。
それらを持ち続けることができたら、そのすべてを周りと共有することができるのです。
できる人とは、誰とでもメリットを共有し、自分自身を取り巻くものや人の中に共存させているのです。
目の前のことに一生懸命になることは大事です。
しかし、同時に少し長い目で見据えた「持続すること」への視点も必要不可欠。
継続は、経験の機会を増やしていくことです。
技術も能力も、思考も知恵も向上させていく源となります。
頑張りすぎて息切れし、もうだめだと力尽きそうな人のそばで、涼しい顔で淡々と階段を上がり続ける人、その人ができる人なのかもしれません。
この視点が、失うことの回避策を運んでくるでしょう。
その回避策の重要事項の中に規則正しい生活という項目が含まれるのです。
時間管理のコツ
「できる人」は時間の使い方が非常に上手です。
時間管理を上手にするためには、知っておきたいコツがあります。
ちょっとしたコツでスケジュール管理が改善され、さらに同僚たちと差をつけることができるでしょう。
予定全体を把握し、小さく分ける
まずは、予定全体を把握し、月→週→日という順で予定を書き出してみましょう。
この流れで予定を小さくするまとめることによって、頭を整理することができ、予定をしっかり捉えることができます。
そして小さくタスクを分けることによって、物事の進み具合も認識する頻度が高まり、簡単なミスなど避けることができるでしょう。
自分の捗る時間を知る
一般的に人は午前10時から午前11時の間が最も集中力が高まっているといいます。
しかし朝が特に弱い、昼過ぎになると集中力が欠けてくるなど仕事に集中できる時間は人それぞれです。
自分の生産性が高まる時間を知ることで予定の組み方も変わるはずです。
ですが、仕事はお客様やチームなどが関わり一人でやっているわけではありません。
自分の生産性が高まる時間を自分の仕事内容に最適な時間に合わせることが大事になります。
区切りを作る
大人の集中力は90分が限度と言われており、90分区切りで休憩を入れることで、仕事をより効率的に行えるでしょう。
また、一日を「朝の始まり時間」、「お昼前の午前中」、「午後の前半」、「午後の後半」、そして「就業時間後の数時間」の5つに分けてみることで、さらに時間管理が明確になります。
区切りを多くすることで、急な予定変更も可能になり、突発的な出来事に対応することができます。
自分を正しく評価してみた?
仕事のできる人は、自己評価と他者評価がイコールになっているのだそうです。
これは、客観的視点で自己評価ができてこそ行える技です。
自分の仕事の質の良し悪しは、関わった方々の評価としての「結果」で表現されてこそ本物。
そのことが理解できると、良い仕事とは何かが分かってくるでしょう。
では、「できる人」はどのように自己評価をしているのでしょうか?
自分の限界を知っている??
できる人は、無謀なエッジ越えを試みません。
その方法では、体力的にも精神的にも時間的にも非効率で、本物の力として身につきにくいからです。
仕事ができる人は、自分の限界値を常に把握しています。
なぜなら、いつも挑戦をし続けているので、限界値点を心得ているのです。
では、限界値を知っていると何がいいのでしょうか?
もしできないタスクがある時は、他の簡単な仕事を先に終わらせるなどの効率化が図れます。
その後、できる人は試行錯誤を繰り返し、コンスタントにエッジを超える経験を繰り返すでしょう。
そして、少しだけ自分の限界値が上がったことを認識するのです。
そんなときには、次のエッジを見つけ出していることでしょう。
常に冷静に判断をする
仕事のできる人は、感情のコントロールが上手です。
これも習慣で身に付けているスキルなのです。
健康な身体があることも、感情をコントロールするための大切な要素です。
身体の不調は、感情コントロールを難しくすることをよく心得ているからこそ、健康管理にも余念がありません。
冷静さを欠けば、間違いがあったり、摩擦を生んだり、損失を招いたりが増えます。
どんなものごとも冷静に判断できることは、仕事上の大きな強み。
仕事の進捗だけでなく、人間関係や業績も大きく左右するでしょう。
自分の軸に従い続ける
仕事ができる人は、自分の軸を持っています。
軸がないと、自分があっちに行ったり、こっちに行ったり。
他者とのコミュニケーションも、仕事のスタンスも周りに振り回されてしまいます。
仕事のできる人は、どんな人と接するときも、どんな仕事をしていても、その軸がブレることはありません。
だからこそ、どんな人とのコミュニケーションもうまく進め、どんな仕事もこなしていける、もしくは楽しみを見い出せるのではないでしょうか。
できる人は幸せな仕事時間を過ごす
仕事は人生の中で非常に大事なもの。
どんどん昇進していく「できる人」たちは、仕事をすることを有意義に、楽しみながら取り組んでいるように見えます。
いくつかのポイントを抑えることで、誰もがみんなが憧れる「仕事のできる人」になることができます。
- 仕事を楽しむ
- 時間をしっかり管理する
- 自分を正しく評価・分析する
この3つを意識して仕事に取り組むことで、格段に仕事効率が上がるでしょう。
できる人の3つの特徴を取り入れて、日々小さな達成感を実感してみてはいかがでしょうか?
そうすることによって、多くの人が働くことが好きになるでしょう。
まずはできる人の真似をしてみて「エセ」エリートになることでこれらが習慣化され、いつの間にかあなたも立派なエリートになっていきますよ。
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