依存する側も、される側もツライ。依存では幸せになれない
こんにちは。natuです。
私が過去から今まで相談されてきた中に「依存」についての悩みが多いです。
これは男女どちらからも相談され、依存する側、される側、両方を見てきました。
昨日もTwitterで少し触れましたので、記事にしたいと思います。
『依存する側』はくれくれ状態
『依存』はする側も、される側もとても辛いです。
よく聞く言葉に『共依存』というものもありますね。 ⇒共依存について
『依存』は自分の中に足りない愛を、人や物に満たしてもらおうとして起きます。
自分を誰かに幸せにしてもらおう、愛で満たしてもらおうとしています。
自分で自分を愛せてないんですね。
⇒ 参考記事:自分を愛するとは?愛されたいと願うまえにすること
心の中に自分への愛の水がたまったコップがあります。
自分を愛せている人は、少し水が減っても自分で注いで満タンにすることができます。
誰かに幸せにしてもらおうとしている人は、自分で注ぐことができないので誰かに注いでもらおうとします。
その誰かが、注いでも注いでも水は少しも増えません。
なぜならコップの底に穴が開いてるからです。
コップに水が一杯になってしまったら、自分に水を注いでくれる人がいなくなってしまうかもしれない。
そうしたら誰が私を幸せにしてくれるの?との思いからコップに穴を開けてるんです。
愛されたい、幸せにして欲しい思いばかりになってしまっているんですね。
『依存する』人は、子供の頃に親からの愛情をもらえなかったり、何をしても認めてもらえなかったり、親や過去の恋人、友達から疎外されて孤独を感じていることが多いですね。
孤独を感じて生きていて、やっと自分を理解してくれる人に出会えたと喜びます。
『今度こそ私は独りじゃない!私にはこの人だけ!』と相手が自分から離れていかないように、自分だけしか相手の視界に入らないようにしてしまうんです。
相手が満たしてくれるとそれだけでは満足できなくなり、相手が離れようとするとそれを察して尚更エスカレートします。
”愛をくれくれ!もっと、くれくれ!”のくれくれ状態です。
依存されている側は注いでも注いでも、”もっともっと!”と求められ心も身体も疲れていってしまうんです。
『依存されている側』も同じ思いがあるから引き寄せあう
『依存されている側』と言いますが、出会ったときはお互い同じ波動で引き寄せあっています。
今されている側でも、同じように”誰かに愛を満たしてもらおう、幸せにしてもらおう”という思いがあります。
そのバランスが崩れたから『する側』『される側』に分かれたのであって、このバランスが上手くかみ合ったら『共依存』というお互いがお互いに依存する関係になっていたんですよね。
なので『依存される側』も、自分のそういう思いが『依存する人』を引き寄せていることに気づかないでいると、また同じように『依存する人』を引き寄せてしまいますよ。
依存する人の側に居続けると、エネルギーをずっと奪われていきます。
恋人や友達だとすぐに離れることが出来なくて、もっと苦しくなります。
される側が、”自分が我慢していれば相手が変わってくれるかも”と思って我慢したところで無意味です。
他人を変えることは出来ません。
変えることができるのは自分だけです。
自分が変われば周りが変わってきます。
我慢は自分の心がどんどん壊れていき、最終的には爆発してしまいます。
爆発してしまう前に、相手との距離をとったり、はっきりと伝えたりして、ときには完全な別れも選択しなければいけないかもしれません。
自分がどうしたいか、しっかりと見つめてくださいね。
最後に
心の中のコップの愛の水は、人に注いでもらうこともあるけど、自分で常に注げるようになっていないと、いつも量が少なかったり、空っぽのままです。
自分で愛の水を増やして、コップを満タンにしてあげましょう。
自分を幸せに出来るのは自分だけです。
誰かに幸せにしてもらうことは出来ません。
自分の中に愛を満たしていきましょうね。