免疫系は「自分で自分を守るしくみ」です。
免疫学の進歩とともに「免疫」の定義も変化しています。
免疫の語源である「疫病を免れる」は、
「ある感染症から回復した人は2度と同じ感染症にかからない」
という経験則に由来しています。
初期のうちは、これが免疫の概念でした。
免疫学は、エドワード・ジェンナーが種痘からワクチンを開発したことに始まります。
その後1889年に、北里柴三郎やエミール・ベーリングが「抗体」を発見したことによって急激な発展をとげました。
抗体とは、抗原の注射によって動物の体内に生産されるタンパク質のことです。
この発展にともない、免疫の概念は初期のものとはかなり変わってきました。
現在では、多くの学者が、免疫を
「生体が自分と自分以外を認識し、自己以外のものすべてを排除する反応」と定義しています。
要するに、「免疫」とは、「拒絶反応」のことなのです。
学問的にはこれでいいのかもしれませんが、
わたしたちの生活においては、この定義では困ります。
理由はこうです。
免疫系で活躍する白血球には、
多数派の顆粒球、少数派のリンパ球、ごく少数派の単球があります。
このうち、「生体が自分と自分以外を認識し、自己以外のものすべてを排除する反応」にかかわるのは、白血球のうち少数派のリンパ球だけであって、多数派の穎粒球はかかわっていません。
これでは、多数派の顕粒球は免疫系にかかわっていないことになってしまいます。
一方、病気の状態からもとの健康な状態にもどすのが自然治癒力であり、その中心ではたらくのが免疫系です。
したがって、学問的定義とは異なるかもしれませんが、
「免疫系とは、生物が生きていくために自分を守るしくみ」と定義すべきでしょう。
すなわち、「免疫力を高める」とは「生きる力を高める」ことです。
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